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甘い生活を目指しています。

8日目は「熱狂の日音楽祭」

お休みも早8日目。今日は毎年恒例の音楽祭に行きました。

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熱狂の日音楽祭( LFJ ) 」に毎年行っているのですが、今年はチケットを取り損ねてしまい、当日券で適当に入れるコンサートに入る作戦です。

一応、事前に調べたところ、なんと言うことでしょう!私が行きたいと思っていたコンサートは、まだ空きがあるので、ま、現地で当日券でも大丈夫だろうと出かけました。

まず、チケットをゲット。さすがに一番安いB席は売り切れていて、SかAを選ぶのみ。2つ聞きたいコンサートがあり、どちらもA席が取れました。

さて、そのコンサートまでの間に、地下階のお店を冷やかしたり、地下階や地上階、出店ブースの無料コンサートを楽しみました。

チケットブース近くの楽器店のブースで、ピアノの演奏を楽しみました。地上階のコンサートは合唱だったのですが、待てど暮らせどなかなか始まらず、リハーサルだけ聞いて移動。

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地下のキオスクステージの「オルケストラ・ナッジ!ナッジ!」は打楽器だけの構成で楽しめました。

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大急ぎで移動して、本日のお目当てのコンサートはホールAの115です。「ショパンの青春~旅立ちの前に」というタイトルが付いています。出演はピアノ ボリス・ベレゾフスキー、オーケストラ シンフォニア・ヴァルソヴィア、コンサートマスター ヤクプ・ハウファ。

曲目は下記の通りです。
ショパン : 練習曲集 op.25から
第1番「エオリアン・ハープ」、第2番、第6番、第7番、第11番「木枯らし」、第12番
ショパン : ピアノ協奏曲第2番短調 op. 21
1.Maesroso
2.Largbetto
3.Allegro vivace

最初の曲では、ピアニストのベレゾフスキーさんがスルスルと登場して、まるで音合わせでもするように始まりました。もう、突然始まった感じです。

今更なのですが、ショパン、美しいですね。練習曲集と言っても、かねり高度なのでは。私はピアノを弾かないので分からないのですが、かなり難しいのではと感じました。

そして、美しい。ショパンがこんなに美しい曲を何曲も作っていたなんて!もちろん演奏者の腕なのかもしれません。ベレゾフスキーさんのあの大きく肉厚な手から、こんなに繊細な音が紡ぎ出されるのは、何度見ても素晴らしい。心を震わせるような演奏でした。

続いてオーケストラ登場。ピアノは引き続きベレゾフスキーさん。「ピアノ協奏曲第2番」は近頃ショパン・コンクールを舞台にしたアニメ「森のピアノ」で聞いていたので親しみがあります。この曲もなんとも美しい曲です。今回のオーケストラとピアニストは良かった。ベレゾフスキーさんのピアノは滑らかでスムーズに鍵盤を操って音を奏でて行きます。ショパンの曲の持つ美しさ繊細さが見事に立ち現れていたと思います。

このオーケストラは初めて聞くオーケストラです。ショパン、合っていると思ったら、ポーランド室内管を元に設立されたオーケストラでした。なるほど、合うわけですね。

今回はアンコールはありませんでした。

このところショパンに関心を持っているので、このコンサートはいい機会でした。うっとりしているうちに終わりました。

ショパン、もっと知りたいと考えています。