先日。昨年リニューアルオープンしたアーティゾン美術館に行ってきました。
東京駅周辺美術館共通券を今年の早い時期に買いに行ったので、実は美術館を訪れるのは2回目ですが、中に入るのは初めて。
なんというか、随分とおしゃれになりました。とても都会的。1階にチケット売り場、カフェが入り、長いエスカレーターを上がってロッカー、ショップ、美術館の入り口です。
6階・5階が企画展、4階が常設展です。常設展では元ブリジストン美術館の頃に見られたご自慢のコレクションが飾られています。ここで、アンリ・ルソーの「牧場」を発見しました。
それ以外にもピカソやカンディンスキー、モンドリアン、パウル・クレー、など多数展示されています。
今回、こちらで初めて草間彌生さんの作品の展示を見ました。
📷 上から、アンリ・ルソー「牧場」、パウル・クレー「羊飼い」、藤田嗣治「ドルドーニュの家」。
薄暗い小部屋ではローマやエジプト、シリアのガラス器の展示をしていまして、1世紀だの3世紀だのに作られたものですが、未だ美しさを留めています。
更に、コーナーがあり、そこでも新しい展示がされている様です。
私が気に入ったコーナーはオーストラリアのアボリジニ・アートのコーナーで、置かれているソファーに座って眺めていると、なんとも寛げるというかのんびり出来るのです。この感じは癒される。
📷 エミリー・カーメ・イングワリィ「春の風景」。下、右「春の風景」、左、同「無題」。
更に、様々な作品が展示されており、「特集コーナー」として「東久留米をめぐる画家」というのをやっていました。
この美術館は気楽にブラッと行ってもいい感じの構成だなと感じています。とてもモダンになりました。現在は予約制ですが、はやく新型コロナウィルス禍が収束して、行きたい時に立ち寄れる場所になるといいです。
