ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

新橋大古本まつり

今、新橋駅前のSL広場では、いくつものテントが張られ「新橋大古本まつり」を開催しています。

今日は18:00に仕事を終えたので、どんな感じか見てみようと寄ってみました。

結構、人出がありました。30店舗くらい出店しているのか、文庫本、単行本、新書、昔の絵葉書や浮世絵、レコード、CD、楽譜、マンガ本、などなどなど、昭和の文化総動員といった物がそれぞれの店で売られています。文庫本のラックは1冊100円で、気楽に買えるので人気です。あちこち覗いて自分の趣味と合う品揃えの店をなんとなく探します。

そして、なんとこの店は私が好きそうなものをもっと持っているのでは!という店と出会いました。その店にはミス・リードの「さよなら、フェアエーカー」と「フェアエーカーのクリスマス」のハードカバーがあったのです!あぁ、どうしよう、買っちゃう?でも、初期3部作が欲しいのだけど。う〜ん。悩んでいると目に飛び込んで来たのは立派な箱入りの2冊本で付録付きという一品「落穂ひろい」。その箱の背に書かれていた名前にドキドキしました。瀬田貞二さんのご本なのです。瀬田貞二さんは翻訳者です。なにより瀬田さんの訳したイギリスの子供向けの本にやられてしまったクチなのです。幸せな子供時代と幸せな読書体験をありがとう、と言いたい方なのです。「ナルニア国物語」や大ヒット映画「ロード・オブ・ザ・リングズ」で有名な「指輪物語」を訳した人です。

箱に入った本を出して中を確認したのですが、日本の子供の遊びについて解説したもののようで、ふんだんに図録も使われていて力作です。あ〜、こういうの、手元に置くと読むのだろうか?学術的なものって、私はイマイチなんです。どうしよう、買えるけど、果たして手に入れると私は読むのか?

なぜこうも悩んでいるかと言うと、物を増やしたくないからなのです。今でも物だらけなのに、これからどんどん年をとっていくのに物を増やすのは、ちょっと嫌だなと思うわけです。あぁ!でも本!これを逃すともう一生巡り合わないかもしれない!あー、どうしよう?

この本屋さんの情報があれば、あとでお店に見に行く事もできると考え、お名刺を頂きました。なんとなく一安心。

 

それにしても、ネット社会が普通になった現代でも、結構多くの人が紙の本を手にとって選んでいる。やはり紙の本にはまだまだ人を惹きつける力があるのを実感します。

古本まつり、26(土)まで開催しています。古いものに触れたい方は是非、覗いて見たら楽しい発見がありそうですよ。

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📷 上は「新橋大古本まつり」開催の模様。下は貼られていたポスター。今回のイベントなものではなく、別の古本市のお知らせのようです。でも可愛い。