ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

還暦祝いの写真撮影

今日は写真の撮影で有給を取って、フォトスタジオへ行きました。実は私、今年の誕生日で還暦を迎えます。昔だったら赤いちゃんちゃんこと帽子を被ってお祝いするところでしょうが、現代ではそれはないかと思います。以前は60歳定年制で、60歳になると一区切り、ゴールにたどり着いた感がありましたが、今や60歳はまだまだ労働人生の途中です。まだまだあと10年くらいは走り続ける事になりそうです。

でも、何かお祝いをしたいなと思い、赤い振袖を着てフォトスタジオで写真撮影をする事にしました。赤いドレスというのも当初考えたのですが、いまいち面白みに欠けるので、いっそ大振袖を着ることにしました。もうすぐ還暦なのに私は見た目が若くて20歳サバを読んでも大丈夫なのも振袖を着ちゃおうと思い立ったポイントです。

本日、フォトスタジオに伺いまして、メイク、着付け、撮影をしてもらいました。プロというのはすごいもので、あれよあれよという間に素敵な着物に似合う髪型とメイクが完成。続いてレンタルした振袖を着付けてもらいました。着付け師の方って力が必要なんですね。帯を締めるのは凄く力が要るようです。締められている方は転ばないように二の足を踏ん張って仁王立ちです。帯結びも素敵にしていただき、満足のいく仕上がりでした。

いよいよ撮影です。カメラマンさんもアシスタントさんも女性で、スタジオと庭で何枚も撮りました。昔の写真館での撮影は1ポーズか2ポーズでおしまいでしたが、今はたくさん撮ってその中から選びます。

撮影終了後にしばらくスマホでのスナップ撮影をさせてもらいました。その為に妹が「お昼ご飯ご馳走するから」という誘いに乗って同行していました。一通りスマホでの撮影を終え、着物を脱いで、写真の選考を行いました。

ここのカメラマンさん、腕が良くて、いい写真がたくさん撮れていました。1枚は呉服屋さんのセットに込みですが、それ以外を購入するか、アルバムかデータか紙焼きかを決めて行きます。私は全身立ち姿の1枚を二つ折り台紙に貼り付けてもらうセットとして選びまして、あとは5枚もあればと当初考えていたのですが、あれもこれもそれも皆良いのです。で、いつの間にかアルバムを作る事になりまして、データとして全撮影分が付いてきます。セット以外の写真12枚のアルバムを作り、マットより光沢が、とかやっていたら、びっくりするような金額になりました。なんと17万円弱、写真だけでかかりました。ちょっとたじろぎましたが、まあ今まで頑張ったお祝いだし、これを機会に10年後も「頑張りました」の撮影をしようと思いました。

呉服屋さんですでにレンタル料、プロによるメイク、着付け、撮影、写真1枚の代金、55,000円だったかを払っていたので、20万円越えの出費になりました。私はてっきり55,000円で全てが賄えると思っていたので、意外に掛かってしまいました。当初予算は10万だったので、倍以上。大人の遊びとは言え、予算の倍は痛いですが、特に贅沢をするわけでもなく、慎ましく生活しているので良しとしましょう。これを励みにまた頑張ろうと思います。

レンタルした着物は呉服屋さんが取りに来てくれ、自前の帯はその呉服屋さんでクリーニングに出してもらうので、一緒に呉服屋さんが持って行ってくれます。至れり尽くせり。

普段はできない楽しい経験をした日でした。

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📷 妹撮影の一枚の一部。着物が素敵!