ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

飛鳥山からの自然の贈り物

江戸時代から花見の名所だった飛鳥山というのがあるのですが、JR京浜東北線王子駅のホームに面しています。春の桜のシーズンは飛鳥山の上のほうに満開の桜が見え、提灯で飾りつけされているのも車窓から見えます。梅雨の時期は満開の紫陽花が山の下のほうを彩ります。ここの紫陽花は素晴らしく、桜のシーズンから引き続き、目を楽しませてくれます。
 
今の時期、通勤電車のドアが開くと、蝉の大合唱が流れてきます。飛鳥山は緑一色ですが、蝉の声が季節を盛り上げます。
 
電車のドアが閉まると共に、蝉の声がピタッと止みます。ほんのわずかな間に季節を切り取って提出してくれる。あぁ、今日も暑いな~、これから仕事だけどだるいな~という朝のダレた気分をわずかな時間でリフレッシュしてくれます。
 
あぁ、いつの間にか蝉が鳴く季節になっていたんだ、としみじみ。忙しい毎日の生活で、季節を感じる瞬間です。それはただ暑いな~、ではなく、自然界の営みを感じさせてくれるのです。
 
今年の夏は1回きり。暑くて辛いけれど、夏の風物詩を楽しんでいきたいと思います。