ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

「Earth Day Tokyo 2013」へ行ってきました

4月22日はアース・ディです。地球のことを考えようという日なのです。
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今日は、今日・明日開催の「Earth Day Tokyo 2013」に代々木公園向かいのイベント広場に行ってきました。実はこのイベント、今回で出かけるのは3回目です。このところ続けて毎年出かけています。昨年は小雨でしたが、今年もあいにく小雨がぱらついていました。ついでに今年は突然2月の気温とかで寒い。冬物のジャケットを着込んでの参加です。
 
さて、何を見ようかな、とまずインフォメーションでマップをもらって渋谷方面に向かう細長い会場をぶらぶら。「アースディ・フォレスト」という緑色のテントでなにやら声が聞こえてくるので入ってみたところ、C・W・ニコルさんのトークショーが始まったばかりでした。全方にはペンチがあるようなのですが、テント後方は立ち見の人が多く、声しか聞こえない状況です。時々、人と人の間からニコルさんの顔が見えます。
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ニコルさんといえば、森つくりで有名な方です。今回のお話も森つくりのお話です。そして、森がどれだけ人間に癒し効果があり、必要なものであるかという具体的なお話をたくさんされました。大人のボランティアの協力を得て行った実験で、森で散策したり運動したりすると、その後の健康検査の数字がすべて森を経験する前より良いという結果が出るのだそうです。養護施設の子供を森の学校に招待して遊んでもらうと、来た時と帰る頃では子供の表情がまったく変わり、絵を描いてもらうと、最初に描いた絶望しているような絵が心を開き希望を得たような絵に変わるのだそうです。震災の後、被災地の方々を森に招いたところ、真っ先にやって来た松島の方たちとの交流のお話など、本当に森というのは人にとってなんとも必要なものなのだと感じさせてくれるお話でした。森というのは、ぎゅっと自然が詰まっている様な場所なのですね。普段、なかなか森に行くということができない私ですが、年に数回、こういったフェスティバルでこの会場に足を運ぶのは、お向かいにある代々木公園、その隣の明治新宮の鎮守の森の新鮮な空気を吸いに来ているのかも知れません。このテントでは2日間に渡って、色々と森についてのお話をさまざまな出演者を迎えて行うようです。
 
さて、トークショーの後、渋谷駅方面に向かう細長い会場を引き続きうろうろ。コットン素材のものを販売する店、ペット関連のお店、天然素材のもので自分で製作する化粧品のお店など色々出ています。アースデイのイベントの面白さは、地球に関することならなんでも出展しているような点で、初めて来た2年前はその多様性に驚きました。
 
あっ、あの人はっ・・・、なんとベニシアさんを発見してしまいました。何かの出展テントの中で、サインしたりしています。思わずわらわらと近寄り、本を購入してサインをしていただきました。ついでに握手していただき、写真もとらせていただきました。もっと大胆な方は、一緒に写真に納まったりしていましたが、私はそこまで余裕がなくて、残念ながら申し出られませんでした。それにしても、にこにこと優しい笑顔はテレビの通りです。私はベニシアさんに関しては、テレビで見て知っているけれど、熱狂的ファンというわけではなく、実は今回初めて本を購入しました。何せ私は図書館派なものですから、できるだけ本も買わないようにしているのです。ご本人にお勧めを尋ねたところ、最初に出した本を薦めてくれました。「初めてですか ? 初めてだったら、これが最初に出したので、レシピもたくさん入っていますよ」とのことで、薦めてくれた「ベニシアのハーブ便り」は美しい写真もたくさん入っていて、見ているだけで楽しくうっとりするような本です。名前を入れて、サインをして下さいました。嬉しい
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その後、コンサート・ステージのある方へ向かい、一通り見て歩きました。何の団体なのかわからないのですが、ベー・ダンスのようなダンスを披露している最中のところがありまして、結構みんな立ち止まってみていました。下着のトリンプ・ジャパンでは不要になった下着の回収を行っていて、その際に使う袋を配っていたのでいただきました。
 
ふらふらしていて説明を聞くことになったブースでは、家庭から排出された油の塊が展示されていました。それはまるで軽石のような塊で、こういうものが配管にこびりついているらしいのです。なんだか恐ろしい話ですね。このブースではクエン酸重曹などを販売していて、ちょうどクエン酸を買いたいなと思っていた矢先なので、クエン酸を購入しました。見ているうちに廃油石鹸も気になり、これも購入。食器洗ったり、衣類洗ったりするのに使えるそうです。クエン酸は100gで\50、廃油石鹸\50とお手軽で有益なお買い物でした。
 
毎年、出展しているので寄るお店がありまして、それはホームレスの方々を支援する雑誌 「THE BIG ISSUE」 のブースです。このブースではバックナンバーが色々見て買えるという利点もあるのですが、今回ブースで購入した人にはおまけですともう1冊下さいました。街角で立って売っているのを見ると、購入するようにはしているのですが、私自身が最近都心に行かないせいか、販売している方をとんと見ないでいました。この雑誌のコンセプトも活動もとても素晴らしく、大好きです。街角で出会う販売員の方も、皆さん一生懸命で、礼儀正しく、本来仕事というのはこういう姿勢で行うものだったのだということを思い出させてくれます。
 
さあ、あとは帰るだけ、と渋谷駅方面に向かって歩いていて、宅配食品のお店でプリンの試食をしました。システムの説明などをして頂いたものの、私、食品を宅配されても食べきれないので、当面は必要ないのです。ただ、介護食もやっていたはず、と思い、色々お話を伺いました。すぐに必要ではないものの、もしかしたら父がホームを出ることになった場合とか、必要になるかもしれないので、先に情報収集しておきたい事項です。それに宅配については、これから先、私自身年をとって、うっかり買い物難民になってしまった場合は使うことになると思うので、色々な会社のことを知っておいても損はないと考えていて、オリジナルの食品を食べてみれば、そこの製品の全体像もなんとなく分かります。対応に出た営業の方には申し訳なかったものの、ついでにプリンご馳走様。でも、印象は良かったので将来お世話になるかも・・・です。
 
今年はコンサートはひとつも見ないで会場を後にしました。明日、今年も加藤登紀子さんのコンサートがあるので、きっと盛り上がると思いますよ。
 
それにしても、地球という切り口で考えた時、本当に色々な問題があり、また私たち一人一人が出来ることもまだたくさんあるんだと思います。イベントに参加する、というのはとても分かりやすい行動ですが、それは考え行動するきっかけを作ることに他ならないと思うのです。一人一人がその場で出来ることをすることが、本当に地球の事を考えて動くということだと思います。きっかけを得たら、次は自分でも出来るようになろうと思います。