ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

神社も、お寺も

正月二日。
今日は、故郷のだるま市に行って来ました。
 
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昨日、現在私の住んでいる地元の神社に御参りし、その足で帰郷いたしました。
毎年、一月二日に故郷のお寺でだるま市が開かれるのです。私の故郷は、埼玉県でも北部で、川を隔ててもう群馬県、という所のせいか、群馬の文化の影響がかなり濃いようです。その上、現在住んでいる県南に比べると寒い。ただ、群馬県ほど風は強くないようです。
 
さて、毎年だるま市に行くのが、私の習慣になっています。べつにだるまを買うわけではないのですが、お寺に参拝して、おみくじをひいて、縁日をのぞいて、帰りに和菓子屋で菓子を買う、というのが一連のコースです。
 
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だるま市は年々規模が縮小されています。私が子供だった時と比べて、10分の1くらいになってしまったようです。だるま屋さんの件数、売り場面積もめっきり減ってしまったし、縁日ももはや桶屋も下駄屋も植木屋も出ません。上州名物の焼き饅頭屋もでません。 ( 出ていれば、絶対に買うのですが ) 今年はお好み焼き屋ですら出ていなかったようです。占い屋も出てなかったし、七味唐辛子屋もでてなかった。たこ焼き屋も出ていなかったし、アンズ飴屋も出ていなかった。なんだか、出ていない屋台ばかりです。そういう意味では、ちょっと寂しいお祭りです。
 
さて、だるまです。今年は通常より大きいだるまが多かったような気がいたします。不景気だから、大きいのを求める人が多いのでしょうか ? もちろん、手ごろな大きさのものも、小さいサイズもあります。最近は、色も通常の赤だけでなく五色そろっているくらいです。昔から白・金というのは見られましたが、この頃では願い事別とかで、ピンクとか緑とか黄色・黒・青なんてのもあります。だるまだけでなく、はりこの招き猫もピンク色、というのを今年初めて発見いたしました。
 
だるまを買った場合、もちろんそのまま家に持ち帰って、自分で片方の目を描いても良いのですが、本堂脇の「だるま開眼所」へ持っていって依頼をすると、雲水さんたちが丁寧に開眼してくれます。開眼したものを本堂で拝んでくれて、なにやらだるまの効力を高めてくれて、引き渡してくれます。何年か前にお願いしたときは、たしか300円でやっていただきました。で、実際、すばらしくそのだるまは威力を発揮し、当時、重度のくも膜下出血で手術を受けてひと月も経っていなかった父は、結果的にすばらしく回復いたしました。
 
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同じ敷地内に銭荒い弁天が同居していて、しかもそれは以前からあったのか、新設なのかリニューアルなのか、町おこし的にポップな弁天様の像が立っています。そして、駕籠にお金を入れて洗えます。せっかくだし、洗おうか、ということになり、お金を洗い、弁天様にもお参りして来ました。今年はお金持ちにもなれそうです。
そして、物好きなのは私たち姉妹だけでなく、けっこう何人もの人がお金を洗っていました。ま、これで金運に恵まれれば嬉しいですよね。
 
それにしても、神社に行ったり、お寺に行ったり、神も仏も頼める所は皆頼んでおこう、という姿勢なのです。何でもあり、ですね。日本の正月は。
 
 
♪写真は上からだるま市のだるま。
  だるま市の様子。
  ポップな弁天様。