昨年末に風邪をひいてしまって、それ以来いまひとつやる気が出ない。新年になってから、このブログもさぼりっぱなし。心を入れ替えて、またぼちぼち書いていきましょ。
さて、本日1月19日(水)、日本武道館にスティングのコンサートに行って来ました。今回は、ポリス、ソロ時代のヒット曲をフル・オーケストラと共演。さてさて、どんな感じかしら、と行ってみました。
結果、休憩を除いて約2時間30分、幸せな時間を過ごせました。
スティングのコンサートは結構行っているのだけど、この前っていつ行ったっけ ?? 2005年に武道館であったかしら、年度がよく判らないものの、それが最後。その後は、個人的にとっても余裕がなくて行けなかったり、ポリスのコンサートは、ポリス時代を知らないので行かなかったりで、なんだかとってもお久しぶりのスティングなのでした。
先日ラジオで言っていて知ったのですが、スティングって卯年の年男なんだそうです。ちょっと、へぇ、って思いました。と、言うことは今年60歳ってことですよね。来ている観客も割りと落ち着いた年代の方が多くて、それでもアリーナは総立ちだったように見えました。私は、2階席だったのですが、武道館は比較的よくステージが見えました。
お久しぶりのスティングは年齢を感じさせないほどスリムで、年齢を感じさせたのは、途中休憩時間が設けられていたこと。もしかして、オーケストラを率いているコンサートだからでしょうか ? クラシックのコンサートって、2時間くらいのコンサートでも、たいてい途中で休憩入りますものね。
スティング自体はまったく衰えていなくて、声もよく出ていましたね。そして、スティングの曲はオーケストラとも、よくマッチしていたかな。これってムソルグスキーか、と思うようなアレンジになっているものもあり、面白かったです。もともとジャジーな曲も多く、ジャズの形式でやったコンサートもあり、それはピタッとはまっていたけれど、こうしてオーケストラとやってみるのも悪くないですね。この曲はこんな風になるのか、という楽しみがあります。ガーシュイン風だったり、大河ドラマ風だったり。
ちょっとウィーンに遊びに行っていて、地下鉄の中にあったイベントガイドみたいな雑誌でベルリン・コンサートの記事が出ていたのですが、このツアーのベルリン・コンサートのライブ・アルバムが既に出ているようです。あぁ、この頃世間についていっていないので、知らなかった。これは、ぜひとも買わなくては。
とにかく、大人を幸せにしてくれるコンサートでした。あんな風に素敵に年をとれるといいよね。
