私は年に2回、自主的に歯科の定期検診に行っているのですが、昨年はボーっとしているうちに上半期の検診に行きそびれ、12月になって、年内に行かないと丸1年検診を受けていない状態になってしまうと、掛かりつけの歯医者さんに電話をしたところ、なんと閉院してしまっていました。そこで、どこか新たな歯科を探さなくてはならなくて、歯科の口コミサイトで評判のいい歯科に予約をしました。
電話したのは2週間前なのですが、土曜日を希望したところ、その週の土曜日は予約がいっぱい、翌週は父の通院の週で私の都合が悪いので、本日に予約しました。
今回の歯医者さんは住まいのある蕨市内で探しました。家から近くですが、初めて行ったので、なんと迷子に。私が地図であそこにあると思い込んでいた場所は別の歯医者さんで、しばし呆然としたものの、電話をして場所を確認して辿り着きました。
初めての利用なので、事前に書き物が色々ありました。しばらくして診察室に呼ばれ、歯科衛生士さんが本日の流れを説明してくれ、歯のレントゲンを撮りました。2種類撮ったのですが、今の機会は凄いですね。
そのレントゲンを見ながら、医師の説明がありました。ここの先生は若手長身イケメンでした。
両奥歯が何と無く痛いようなモヤモヤした感じがあるのと、左上奥歯に繊維質の食べ物が引っかかる点を伝えました。
まず、虫歯は無し。奥歯の状態は噛み締めが原因でしょう、との事。先生が言うには、私は頬の筋肉が発達しているのだとか。頬の筋肉が発達していると、奥歯を通常より強く噛み締めている可能性が高く、噛み締めていると歯が通常ある位置より力が加わって少し動くのだとか。噛み締めが軽減されると奥歯のモヤモヤは治るとの事。
はぁ～、意外でした。確かに私は歯を噛み締めている事が多いようです。それでも、「ためしてガッテン！」で、歯を噛み締めないで放す事で肩こりが軽減されると知り、歯を放す様に心掛けていまして、以前よりはマシになっているとはお持っていたのです。そうか、まだ噛み締めていたか・・・。無意識にやっているので、気づかないのです。
噛み締めは明け方に気温が下がったりすると、無意識に強く噛み締めてしまう事もあるそうです。寒い時期も噛み締め勝ちになるので、温度を1℃上げるだけでだいぶ違うらしいです。暖かくして過ごすと良いそうです。
そして、繊維質が引っかかる点ですが、その歯と隣の歯は金属の詰め物がしてあり、通常だと何もないそうです。「前の先生が丁寧な仕事をしてますね」との事。ただ、噛み締めることで力が加わって、奥から2番目の歯の詰め物と歯の間にわずかな隙間が出来ていて、そこに引っかかるとの事。
治療方法としては、その歯と隣の一番奥歯の詰め物を外して付け替えるとの事。
ここまで説明があった後、歯科衛生士さんにバトンタッチ。今度は歯茎のポケットの状態のチェックをして、その説明を受けました。歯間ブラシやフロスを使って歯間も磨く事で、歯茎の健康が保てるので、ぜひやってくださいとの事。実際にどの様に行うかの実演の後、正しい歯ブラシの使い方のレクチャーもありました。そして、「実際に磨いてみますね」と、プロの方法で磨いてくれました。
私の歯と詰め物には磨き跡があるそうで、力任せに磨いているとの事。そんなに力を入れないで優しく磨いて下さいとの事でした。
確かにガシガシ磨いていました。
上の奥歯の治療については、噛み締めを止める方法を取るのと、隙間は丁寧にブラシをかけることで、しばらく様子を見る事にしました。
次回は歯石を取るそうです。
初回だったので、1時間以上かかりましたが、明るい環境で子供も来ているし、先生も歯科衛生士さんも親切で丁寧に説明してくれるので、分かりやすくて良かったです。もっとも、まだ先生の腕前は不明ですが。
とりあえず、来週も行ってみます。
