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古い日本家屋は残るのか?

最近、住まいの近所の古い家屋が、次々と壊されて、集合住宅や商業施設に建て替えられています。

今迄そこに住んでいた方たちが新しく建て替えた建物に住んでいるのか、はたまた別の所に引っ越して行ったのかは不明です。特に知り合いでもありません。しかし、なんだか寂しい。

近所の一戸建てのお家で、庭に何本もの木が植えられている家の塀が壊されていました。植木はすっかり無くなり、平地になっていました。かつては門の上に一匹ずつ猫がシーサーの様に乗っていた事もあるのに。その御宅のおじさんが、猫にエサやりをしていて、その木の多い庭で、猫が集会をしているのを見た事もあります。そのおじさんが猫を可愛がっている様に、猫たちもおじさんを愛していた様です。

そのおじさんはゴミ集積所が近いので、よく集積所のお掃除をしてくれていました。

最近、デイ・サービスのお迎えの車が来るようになりました。そのおじさんはもうデイに通うような年になってしまったようです。

工事はまだ庭のみです。昔風の日本家屋で、趣きがあっていいなと思っていた御宅なのです。母屋も壊して、何か建つのかなと、他人事ながらドキドキしています。

だって、今風のペラペラの建物って、面白くない。古い日本家屋の佇まいは素敵なので、その方が見ていても楽しいのです。

古い家屋が壊されて、古くから住んでいたお年寄りたちが何処かへ去り、新しい建物に新しい若い人たちが来るのが、街の新陳代謝なのかもしれないですね。ただ、寂しいですね。