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京都旅行2016 2回目 2日目その2

祇園を散策して、建仁時に行きました。前回行きそびれたので。
 

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さて、建仁時ですが、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」がもともとあったので有名なお寺です。現在は、本物は博物館に収蔵されており、精巧なコピーが飾られています。そのほか有名な襖絵もあるのですが、こちらも全てコピー。それなので写真をいくらでも撮って良いとのこと。
 
襖絵では海北友松の「雲龍図」が特別公開となっていました。あっ、コピーです。不思議な話ですが、コピーなのに特別公開です。コピーでも中々迫力がありました。海北友松の龍の襖絵は以前トーハクで見たことがあるのですが、これとは別のだったのかしら? 
 

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お堂の方で、こちらも特別公開の天井に描かれた双龍図というのを拝見。小泉淳という方の作です。2002年とのことで、まだまだ新しい作品ですがちょっとイラストっぽいと言いますか、やはり現代っぽいです。でもサイズは巨大で、こちらも写真を撮っていいとのこと。
 

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このお寺はまだまだ見所がありまして、「○△□の庭」というのもあります。一つの空間に「○△□」で構成されていると言うことらしいですが、「○」は分かるのですが、あとがピンときませんでした。それでも、お庭を眺めていると気持ちが落ち着いてくるのは素晴らしい点です。何人もの方がお庭のお手入れをしていました。
 

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別棟でお茶席があったので伺いました。お菓子とお抹茶を頂き、お庭を眺めたり、茶室のしつらえを拝見したり。お手前を入れてくださった主が床の間を背にした写真を撮ってくださいました。しばし、おしゃべりを楽しみました。
 

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京都の旅は、各お寺のお庭を拝見するのと、お茶席があればお茶を頂くのも楽しみの一つです。
 
16:00になって、建仁時を後にしました。広大な敷地を突っ切って、近くのある神社へ行こうと考えていました。
 
さて、その神社。縁切り・縁結びで有名だそうで、いつも女性で賑わっているそうです。初めてその神社の紹介写真を見た時は、異様な感じを受けました。今回、そこに行ってみようと思っていました。
 

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すぐに安井金毘羅宮に到着。わき道から入ってしまったらしいのですが、建物の前にその石は鎮座ましましておりました。まず、どのような縁を切りたくて、どのような縁を結びたいのかをお札に書きます。強く念じながら、その石の真ん中に開いている穴を通りぬけるのですが、縁を切りたいときはこちらからあちらへ、結びたい時はあちらからこちらへ。どちらか片方でも良いのですが、たいていの場合、悪縁を切って良縁を結ぶということで、2度穴をくぐります。悪縁は恋愛だけでなく仕事や人間関係、病気、タバコやギャンブルなどの悪癖もいいそうです。縁結びも恋愛や縁談だけでなく仕事運や人間関係など、望む良縁を念じていいそうです。穴の途中でひっかからなければ願いは叶うとのこと。皆、真剣にくぐっています。くくったら、お札にのりをつけて石に貼り付けます。
 
この神社ではおみくじをひき、ご朱印を頂きました。おみくじ、大吉でした。
 
気をよくして川を越えて錦市場まで歩いていきました。もう、ほとんどの店が終わろうとしていました。今、錦市場はシャッターに若冲の作品が描かれていて、シャッターが閉まると若冲の作品展のようになります。何だか嬉しくて、ひたすらカメラに収めました。
 

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その後、えんえん先斗町を通り抜けました。昔、一度行ったことがあるものの、ずいぶんと変わったような気がします。今は若いお客さんと外国人が大挙して押しかけているように感じました。昔行ったときは、もっとしっとりとした趣のある通りだったのですけれど、今はお酒が飲める飲食店の通りといった感じです。