今日の京都は雪で、市内あちこちでとても美しい風景が見られる様です。美しいけれど、寒そうですね。
最近、私の暮らす埼玉南部にある小さな市、蕨をニュースで見ることがあり、その都度驚きます。
昨日は、朝の7時台に盲導犬を連れた63歳の全盲の男性がホームに転落して亡くなりました。ホームに落ちる際、盲導犬のハーネスを手放したので、犬は無事だった様です。
このニュースを見て、もしかして、以前お見かけした方かしら? と、ちょっとドキドキ。帰りの電車な中で、以前、時々お見かけする盲導犬を連れた男性がいまして、蕨駅で降りる方がいました。盲導犬を連れていたので、目立っていました。
蕨駅には、今話題になっているホームの柵やドアはありません。先日も、他の駅での目の不自由な方の事故を受けて、駅のホームの柵やドアを設置する方針を時期を決めて行うと言う様なニュースを見たばかり。そうこうしているうちに、事故が起こってしまったわけです。
駅のホームと言うのは、通常の生活で使っていても危険が潜んでいて、気が抜けない場所です。
最近、車椅子の方や盲導犬を連れている方、白い杖の方など、色々な状態の方が以前に比べて外出するようになりました。万人が安全に利用できるような配慮を公共の場所にはお願いしたいです。
ハンディキャップを持っている人に、一般の人々が、もっと気さくに声がけするのもいいのかなと思います。
近年、周りの人のことなど全く考えずに自分だけ良ければいいという人が増えているように感じます。社会が余裕が無くなっているのでしょう。ただ、社会に余裕が無いから仕方が無いと言うものでもなくて、もっと貧しく逼迫した時代もこの国にはあったはずで、そういう時代でもどうにか人は生きてきたのですから、ほんの少し周りに配慮する事は出来るはずです。
こういうニュースが一日も早く聞かれなくなる事を望みます。
この度亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。