ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

真っ暗な中

明日、10:00から故郷の寺で法事があるので、先乗りすべく17:47に浦和を出るJR高崎線高崎行きに乗りました。

今、鴻巣駅を出るところ。

鴻巣駅の手前で、緊急警報が押されたとかで電車が急停車しました。進行方向に並んで座っている人がのしかかってくる程の勢いで。しかも、停電で、車両の電気が消えてしまいました。幸い、シルバーシートの上の蛍光灯1つだけは消えないようになっているのか、それが点いているので真っ暗ではないのです。

しばらくして、急停車の説明と、鴻巣駅到着時に怪我人の救助の為、しばらく停車する旨のアナウンスがあり、電車が走り出してから蛍光灯が点きました。

今、何も無かったように、電車は一路次の停車駅を目指して爆走中。

車内が薄暗くなっている間、7年前の東北地方地震の後、輪番制で停電していた時の事を思い出しました。丁度停電している地域が電車の線路脇だった時に帰宅の途に着いていて、真っ暗な街の中を電車が闇を切り裂く様に走っていたのでした。

灯りは人を励ましますね。真っ暗な中は不安を煽ります。

明日であの大震災から7年。被災地はどれだけ復興したでしょうか? 首都圏に居て電気を使い放題使っていた人々は、もうあの大惨事を忘れているかもしれません。

被害を受けた地域や人々だけでなく、日本全体で考えなくてはいけない問題だとつくづく考えさせられる日が、3月11日です。

日本に住むとは野放図に安心していられないという事なのだと思います。