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父の一周忌法要

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今日は父の一周忌法要を行いました。

11:00からなので、その15分前には来て下さいと言われていたので、あれこれ必要な準備をして30分前には到着。お堂用のお花左右分、御墓参り用のお花左右分、遺影、位牌、お供物、墓参り用のお線香、ライター、お寺さんへのお布施と結構持ち物色々。ただ、今回は新型コロナウィルス感染症予防の観点から、家族のみで行う事にした為、参加者は私と妹の2人です。人に集まってもらわないので引き出物や会食の準備も必要なく、いつもはお供物に果物の籠盛りを用意し、お寺さん用にも引き出物とこちらのお坊さんは会食には参加されないのでお食事代をお布施とは別に用意していました。

前回、お供物として引き出物を上げているお宅があり、最近はそういうお宅が多く、それでもいいですよと葬儀屋さんから聞いていたので、今回はお供物とお寺さん用引き出物を和菓子の詰め合わせで済ませました。

ちなみに本堂に持参するお花やお供物は法要が済んだら持ち帰っていいと葬儀屋さんから聞いてはいたのですが、我が家ではいつも置いて来ています。

2人のみ参加ですが、今回は父の一周忌法要なので、お布施は人が集まった場合と同じ額を包みました。

 

さて、法要が定時に始まりました。2人だし、「お焼香はすぐに済んじゃうよね」「1人3回くらいずつやる?」とか言っていたのですが、粛粛と普通に1回ずつやって、普通に式は進んでいきました。通常45分から1時間くらいかかるのですが、もしかしたら今日は30分で済んじゃうかも、と思っていたら、きっちり1時間近くかかりました。

蘇東坡を立て、お花を生け、お線香を灯し、墓石に水をかけ、お墓参りをしました。

 

法要のお食事は、親戚縁者に集まってもらった際に今回使いたいと思っていたお寿司屋さん「みさご」さんへ行きました。2人なので予約もせず、12:20頃到着。

このお寿司屋さんは私が子供の頃から、時々連れてきてもらっていたお店で、今の所に移転する前から父は時々行っていたようです。我が家でも、母の命日に車椅子の父と私たちで伺った事があります。大将が「うちも高齢者がいるので分かるんですよ」とお刺身を父が食べやすくしてくださったりして、高齢者を連れている身には有難いお店です。

今日は板前さんが若い方になっていたので、何年も行かないうちに代替わりしたのかも。

私たち2人が喪服だったのと、トートバックからはみ出した遺影を持っていたので、個室に案内してくれまして、写真たてをご用意してくださいました。早速、写真たてに遺影をセットし、せっかくだからお位牌も並べたところで、その前にお水とおしぼりを用意してくださいました。更に、私たちの料理が運ばれる前に、「何もないのもなんですから」とお店からのサービスでおいなりさんとこんにゃくや豆の和え物をお供えしてくださいました。なんと細かな気配りでしょう!

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私たちは2人だし、何を食べるかも決めていなかったので、色々食べられるコース4000円と言うのを注文しました。以外がそのお料理です。

 

1.お造り  マグロ、ハマチ、タコ、甘エビ各2切れ、つま2種類

2.茶碗蒸し

3.青森産もずく酢

4.銀ダラ照り焼き

5.地ハマグリ焼き

6.ホタテの磯辺揚げ

7.お寿司  6貫、巻物(ネギトロ巻き)3缶

8.椀もの


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このお店は、コースでも「そんなに食べられないのでお造り多めでお寿司は少な目に」とか「穴子は必ず入れて」とか、好みや苦手で食べられないもの、食べる人の量など相談できます。今回もお寿司に穴子を入れてもらいました。穴子好きなもので、どうしてもお寿司屋さんでは穴子を食べたい。こちらの穴子はふんわりと煮てあり、甘じょっぱさも丁度よく、かなり幸せな一品でした。
お造り、茶碗蒸し、酢の物、焼き物と定番の和食も美味しく、どんどん食べ進みました。ハマグリ焼きに続いて、ホタテの磯辺揚げと貝が続きます。ホタテの磯辺揚げは焼いたホタテを海苔で挟んで食べます。帆立貝をこんな風にして食べた事がないので新鮮でした。最後にお寿司とエビが入ったお椀でした。
デザートがないのが寂しいので、卵焼きを摘みでいただきました。甘くて美味しい!

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コースに単品で卵焼き、瓶ビール1本で合計1万円でした。満腹、満足です。

 

法事というと人が多く集まり、準備はもちろん、当日も終わるまで気が抜けず、結構疲れます。今回、家族だけでやってみて、とっても楽でした。費用もお花代が7700円、お供物のお菓子代3205円、2人のお食事代10000円、お布施、と桁違いにかかりませんでした。これなら、あ〜面倒くさい、とか思わずに簡単にできていいなと思います。経済的なことよりも、精神的な負担が軽いのがいいです。

とは言うものの、この新型コロナウィルス禍が沈静化したら、やはりきちんとお客様をお呼びするスタイルに戻します。数年に1回親族や縁者が集まって、亡き人を偲ぶと共に現世の情報交換をして楽しむ機会を提供するのも亡くなった人の役目かなと思うのです。

 

今日は良い法要ができました。お父さん、ありがとう。