今日はフランス・レストラン・ウィークでもう1件予約していた、パークハイアット東京のジランドールというレストランにランチに行きました。
1階のデリカテッセンの脇の階段を上がって、2階からエレベーターで41階へ。41階からの眺めは素晴らしく、本日の天気の悪さが残念でした。新宿から臨む東京の街を一望、です。とにかくゴージャスなホテルです。
さて、どきどきしながらフレンチ・レストランのジランドールへ。すぐにお席に通されました。私、今回一人で行ったので、係りの方が「○○様、新聞を読まれますか ? 」と尋ねてくれまして、5紙から選べますということで、朝日新聞を所望いたしました。通されたお席からも、景色が見えるのですが、一つ一つのお席が落ち着ける空間に設計されていて、
一人でも居心地が良い空間でした。
一人でも居心地が良い空間でした。さて、ワインやお酒を飲むこともできるものの、この後予定があるため
控えました。
まず、パンとバターが運ばれてきました。小さいサイズのバゲットと言っ
ていいでしょうか。温かくて、バターわ付けて食べ始めたら、どんどん食
べてしまって、なんとパンのお代わりを持って来てくれました。
前菜は秋野菜のテリーヌ レムラードソースです。なんと言うか、繊細
なお料理です。秋野菜を細かく切って、それぞれに先に味が付いてい
るようで、それをゼラチンで固めているようです。型が出来ているので
すが、その一番外側は茄子でした。わぁ、びっくり ! 人参も紫色のお芋
も色々が一体となっています。なんだろう、じゃが芋だったのかカレー
味でした。紫色の部分の周りは赤いゼリーがまといついていて綺麗です。この野菜のテリーヌにソースを付けていただきます。
レムラードソースとはマヨネーズに色々味や風味を加えたものらしいのですが、これがとても合いました。私も家で作ってみたい。
メイン・ディッシュは仔牛のエスカロップ エストラゴンソース ドフィノワーズグラタンというものでした。これがまたまた美味しくて、薄く広げたお肉にソースがあって、見た目かなり大きいもののペロッとご馳走になりました。添えられているグラタンですが、じゃが芋を薄くスライスしたものの間にクリームを挟んで焼いたグラタンだとのことで、切り分けて
みてびっくり。きれいにじゃが芋のミルフィーユ状態でした。グラタンっ
て、食べるとすごく満足感があるお料理だと思います。
デザートはダークチョコレートムース アーモンドのビスキュイでした。ムースの下にスポンジが入っていて、その上がムース、さらにその上にこってりしているソース状の物がかかっています。このデザートはものすごく甘くて、私には甘すぎました。コーヒーも美味しかったですが、私としてはデザートが甘すぎて、ちょっと残念でした。ヨーロッパ的甘さとでも申しましょうか、とにかく甘い。宿泊しているらしい方とエレベーターで一緒だったり、先にいらしたレストランのお客さんも欧米からの観光客らしいカップルばかりで、欧米のゲストが多いホテルなのかもしれ
ませんね。そこでデザートが欧米レベルの甘さなのかも。
このレストラン、今回初めて伺いましたが、とにかく手が込んだお料理だなと思いました。フランス料理と一口に言っても色々な地方の料理もあるだろうし、色々な手法もあるのでしょうから、そういうのを一つずつ体験してみるのは発見があって楽しいですね。
誰かディナーに連れてきてくれないかな・・・。それよりディナー貯金をして、自力で来るプランわ練るべきでしょうか。
空間自体、ニューヨーク風に洗練されていて、居心地がいい上に、素
晴らしいサービスを受けられます。もちろんお料理も素晴らしく、満足
度が高いお店です。ぜひ、また訪れたいです。本当にご馳走様でした。
