ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

宇都宮へショート・トリップ

だいぶ前になるのですが、8月30日(日)に宇都宮に行ってきました。初めての宇都宮です。いえ、本当は2度目ですが、以前行った時はお仕事で、仕事の場所に直行して仕事をし、そのまま帰りました。街を見ることも、食事することもありませんでした。ついでに、新幹線で行ったので、「宇都宮って遠いな~」と思っていました。
 
今回、美術館へ行くので思い腰を上げて、出かけたのですが、意外や意外 ! 宇都宮って私の最寄り駅から結構近かったのです ! だいたいJRで90分くらいでした。それって、私が帰省するのとあまり変わらないのでは ? 今まで考えても見ませんでしたが、東京から神奈川県の横浜に行くとか、埼玉県の熊谷に行くとか、群馬県の高崎に行くとか、山梨県甲府に行くのと、あまり変わらない位置関係なのかもしれません。栃木県だと言うだけで、すごく遠いと思っていました。
 
実質、人生初の宇都宮ですが、あいにく雨降りでした。駅前はお決まりのバスターミナル。そこからバスで宇都宮美術館へ。企画展の「パウル・クレー展」を見るためです。美術館はバスで20~25分くらいのところにありましたが、途中降りる人はあまり無く、ほとんどの乗客が終点の美術館まで行きました。
 
この美術館は美しいたたずまいで、企画展の展示会場は、真ん中の丸い空間を挟んで第1展示会場と第2展示会場とに分かれています。更に、反対側には常設展の会場があり、長い通路の途中に学習空間があるようです。カフェとおみやげ物コーナーもあり、カフェは行列ができていて、すぐに入るのを諦めました。
 
さて、帰りのバスは、来た時一緒だった方が何人もいるくらいで、猛烈に混んでいました。バスの本数が少ないので、1本逃すとひたすら待たなくてはなりません。生憎雨だったのですが、晴れていれば、森になっているらしい空間があり、散策するのも良いですね。お弁当があるともっといいですが。
 
さて、初めての場所、とりあえず駅まで戻ってきました。このショート・トリップの当初の目的は3つありまして、まず、「パウル・クレー展」、次に餃子の食べ歩き、そして「道の駅うつのみや ろまんちっく村」に行くことでした。しかし、一つ目の「パウル・クレー展」が思いのほか時間がかかり、駅に戻ってきた時点で14:00近かったのです。
 
でも、お腹も空いたし、「餃子行きましょ」とばかりに、「来らっせ本店」を目指しました。ここは、餃子の食べ比べが出来る場所で、ひとつのフロアが2つの店舗に分かれています。1つの店舗では常設店として、有名処の餃子店が5つ入っています。もう一つは、日替わり店舗ゾーンで、いわば新勢力でしょうか、34店舗から出店しているそうです。更に、餃子作り体験コーナー、餃子のお土産コーナー、グッズなどのお土産コーナーもあります。
 
初心者なので、定番のお店のコーナーに行きました。こちらは「宇都宮みんみん」「めんめん」「龍門」「さつき」「幸楽」の5店舗が入っていて、食べたいお店で注文してお支払いをし、席で待っていると届けてくれます。どこの店にも、その店の自慢のタレが小皿に用意されているので、忘れずに持ってきます。飲み物は、どこのお店でも注文できます。本当はビールを飲みたかったのですが、後の予定を考えて、お水で我慢。ビールを飲んだら満腹してしまい動けません。
 
事前に調べて、「宇都宮みんみん」と「めんめん」ははずせないなと思い注文。それと「龍門」のも注文。皆が美味しいと言うだけあって、確かに「宇都宮みんみん」の餃子は美味しかったです。ジューシーです。「めんめん」のは羽付き餃子で、これもジューシーで美味しかったのですが、どちらも種類が違うジューシーさ、なのです。もうねお好みですね。「龍門」のも美味しかったのですが、どちらかと言うとしっかり目の具材が包まれている餃子です。お値段は、各店の餃子は6個で250円くらいです。「めんめん」のが6個で360円です。餃子ってお値段は控えめなのに、こんなに美味しいというすごい食べ物ですね。残念ながら、これ以上食べられそうに無かったので諦めて店を後にしました。
 
さあ、「ろまんちっく村」とは思うものの、もう結構いい時間で、行ってもすぐに戻ってくるようかしらと、今回は行くのを諦めました。代わりに街を散策することに。
 
「来らっせ本店」の入っているビルの目の前が二荒山神社の長い階段だったので、とりあえず行ってみました。更に、大谷石造りの協会「カトリック松が峰教会」にも行ってみました。協会まで歩いたので、その途中で偶然オリオン通りを通りました。宮城県の特産品のお土産物を扱う宮カフェにも寄りました。オリオン通りの会場では、ジッズの街らしく、ジャズのコンサートをやっていて、結構人が出ていました。
 
カトリック松が峰教会」は、突然ロマネスク様式の建物が出現して驚かせてくれます。大谷石で造られている建物では最大級だとか。中はさすがに落ち着く空間でした。帰ろうとしていたら、パイプオルガンの演奏が始まりました。素敵な協会です。
 
初めての宇都宮の感想は、とにかくだだっ広い街だなということ。慣れていないのでバスの利用がうまく出来ないのが致命的です。もっと上手くバスを活用できると、更に色々見て回れるかと思いました。餃子の街として既に全国区で有名ですが、もっと色々と食べ比べてみたいと思いました。カクテルの街・ジャズの街でもあり、楽しみ方はまだまだありそうです。そして、「ろまんちっく村」。温泉もあり、次回、是非行ってみたいです。
 
 

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