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ドラマの登場人物の職業イメージ

毎日そろそろと新しいドラマが始まります。

昨日も「重版出来」というドラマを楽しく拝見。これは少年漫画雑誌の新人編集者の活躍を描いているドラマです。あ~、雑誌の編集者の話ね~。

朝ドラの「とと姉ちゃん」も、「暮しの手帖」の発行人の人生をモデルにしているとの事。編集者ですね。

ドラマのヒロイン、登場人物の職業で、「編集者」はとても多く感じます。

サザエさん」の、ノリスケさんは文芸誌の編集者です。

なぜにここまで登場人物の職業に編集者が多いのでしょうか?

小説の登場人物の職業も、編集者が多いです。

現代のドラマの大半は、小説や漫画などの紙媒体からドラマ化されているからでしょうか? 紙媒体の作者の身近な職業は編集者だから、小説や漫画などの登場人物の職業は編集者が多いのでしょう。作者としては一番よく知っている世界で書きやすいと言ったところでしょうか。

そのせいで、ドラマの登場人物の職業は編集者が多いのでしょう。

なぜ、ドラマは自分たちの一番よく知っているテレビ業界の仕事を描かないのかしら、と不思議です。テレビ業界の仕事は多岐に渡っていて、いくらでも描き方があるでしょうし、何よりも自分たちが一番よく知っている世界で、取材もし易いでしょし、描き易いのでは、と思います。

登場人物の職業を編集者にするのは、ミステリでは事件現場に出向いたり、ラブストーリーでは時代のトレンドを体現していたりと、自由度が高い職業のイメージがあるのかもしれません。文化的で知的な職業のイメージもあります。

しかし、現代のお仕事事情では編集者という仕事のイメージにかつて程の魅力を感じられません。

もはや、今までのドラマにおける職業のイメージは通用しないのかもしれません。

そろそろ、新しい職業の登場人物が登場してくる時期かもしれません。