こんなところにも老化か?と、思う出来事がありました。
私は感激屋で、映画やドラマを見たり、小説を読んだり、曲を聞いたりして、感動するとよく泣いていました。それでも若い頃は、直ぐに感動して泣いても、回復が早かったのです。小説を読んで感動し、ウルウルどころか号泣しても、しばらくすると、「お腹空いたから何かたべよッと」みたいな感じでした。
ところが、今回、小説「ピエタ」を読んでいて、とても心揺さぶられる場面があり、結構泣いてしまいました。通常なら、しばらくすれば回復するはずなのに、体調自体が低下。中々元気が出ませんでした。
小説を読んで泣いたらぐったりと疲れてしまいました。
これはもしや老化なのでは?
若い頃は感動する頻度も高かったけれど、回復も早かった。最近、小説や映画、ドラマで号泣したりする頻度が減っているかも。
心が年をとったのでしょうか? あるいは、心にまで脂肪が付いてしまったのでしょうか?
いずれにしろ、身体だけで無く、気持ちも動きが鈍くなり、回復も遅くなるんだなと、ちょっと驚きました。
人間って、絶えず変化をしているのですね。新しい自分に出会うのも面白いかもしれないな、と呑気に構えていようと思います。