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特別ドラマ「名奉行!遠山の金四郎」を見て

昨日、TBSで23年ぶりの3時間の時代劇「名奉行!遠山の金四郎」を見ました。

時代劇好きなもので、なかり楽しみにしていました。

しかし、う~ん、何と言うか、イマイチでした。

3時間もやる必要があったのか?途中で飽きてしまった。一体何が悪いのか、シナリオかしら? 劇中の言葉使いも現代風でスッキリしないし、殺陣もイマイチだったし、演出もありきたりで、クライマックスが上手に描けていないし、何と無く全体的に良くないなぁと感じました。これでは背中の桜吹雪が泣いています。

主演のTOKIO松岡昌宏さんは時代劇「必殺!仕事人」の役ではとても合っていて、違和感が無いものの、遠山の金さんとなると、色気が足りない気がしました。

そうか!遠山の金さんと言う役は色っぽい役だったのですね。

しかし、結構評判は良かったようで、レギュラー枠での放送を望む声も出ているらしいのです。時代劇を見た事が無い層には好評なのかもしれませんが、ずっと時代劇を見て来た層には不評なのでは。

今、時代劇は減ってしまったので、レギュラー枠での放送も、あればあったで嬉しいです。もし、レギュラー化するのであれば、それまでに出演者を初め、シナリオ、演出、殺陣、衣装など、再考して頂きたい。主演は松岡君でいいので、もっと色気を出して演じて貰いたいです。

先日、NHKで放送された「眩(くらら) 」は、原作のサイドストーリィーをバッサリ切ったシナリオで、かなり話が分かりやすく、シナリオの上手さを感じました。ドラマ自体が、美しく良く出来ていて、いいドラマでした。

時代劇は現代劇よりお金もかかるのでしょうが、ぜひ各局さんに頑張って貰って、年に数本でもいいので作り続けて貰いたいです。時代劇に出るようになると、役者さんも芝居に幅が出るのではと思います。

時代劇、もっと見たい!

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