天気も良いし、割と暑くないので、さあ、今日は除草剤を撒くぞ!と、私としては張り切っていたのですが。
朝から妹がグズグズ。頭が痛いだの、目眩がするだの、きっと更年期障害のせいだ、だのと起きない。そのくせテレビは見られるようで、「それなら除草剤撒きに行こう」と言ってもグズグズ。テーブルにいくつも薬が並んでいるので、「薬を飲めば」と言えば、「効かないから飲まない」と言い、何のために薬が並んでいるのか謎です。
我が家は毎回、妹の自転車に除草作業の道具と液剤、水を積み込んで、自転車を押して徒歩で所有地まで出かけます。それというのも、運転免許を持っておらず、自動車がないから。かつては、妹は運転免許も自動車も持っていたのに、ペーパードライバーになってからかなり経っており、運転できないのです。つまり、田舎で活動するのにアシが無い状態。唯一頼りの自転車の前輪がパンクしていると、この期に及んで発覚しました。しかも、前回、春の彼岸に近隣の叔母を訪ねた時にパンクしたとの事で、妹は一ヶ月も修理しなくて困らなかったのか?除草剤撒きに行く前に自転車の修理に行かなくてはならない事になりました。
「自転車屋さんに行こう」と言っても、グダグタ。「じゃ、帰るから、自転車が直って除草剤撒きに行けるようになったら連絡して」と荷造りしてお昼ご飯にストックしていたカップ麺を食べていたら、昼飯は食べられるようで、妹も何やら食べていました。その後、体調が良くなったようで、自転車の修理に行くことになりました。
いざ修理を依頼してみると、タイヤ交換は5分で終了。しかもそのお店で購入した自転車だったので、タイヤ交換の料金が500円引きとなり、妹はかなり機嫌を良くしていました。
自転車屋さんのお話によると、自転車の前輪と後輪では圧倒的に後輪に重さがかかり、駆使されるので、後輪はいいタイヤを入れた方がよく、前輪は後輪より安いものでOKとの事。すり減り方も後輪は前輪の倍の速さだそうです。
と、やっと自転車が直りまして、15:00を回っていたので、除草作業は翌日に持ち越されました。
行く所も無いので、以前、ビバホームが入っていた建物に家具店が入ったというので、別に用はないのですが、中を見に行きました。中が違うだけで、同じ建物に見えないのが不思議。その向かいのモールをくまなく見て、スーパーで食料を買い、揚げ物を夕方から商っている肉屋さんへ行きました。
この精肉店、中山道沿い、大正院と言うお寺の近くにあるのですが、昔ながらの肉屋さんで、16:30からおばさんが揚げ物を注文を受けてから調理して売ります。コロッケ、メンチカツ、ハムカツなどスタンダードなところは何でもあります。今日は、コロッケ、メンチカツ、ハムカツ、串揚げ、エビフライを2つずつ注文しました。おばさんが手慣れた手つきで次々と揚げ物を仕上げて行き、昨今では中々見かけないのですが、かつてはどこの揚げ物屋さんでも使っていた経木(きょうぎ)に包み、新聞紙で包んでくれます。
本庄市に来たら、ここの揚げ物を食べるのが楽しみの一つです。計8個も買ったのに880円でした。
予定が狂ってしまったものの、揚げたての揚げ物にありついたので、まあ、良しとしましょう。