5月10日まで開催中の『春の江戸絵画まつり、長沢蘆雪』展を見たくて、東京都府中市にある府中市美術館へ行きました。以前に何度か行っているのに、今回バスに乗るのに手間取りました。

やっとのことで辿り着いた府中市美術館ですが、本日は混んでいて、当日券を買うのに20分くらい並びました。この美術館で並んだのは初めて。今回の展覧会ですが、なんと企画展なのに800円!都内23区だとどこへ行っても2,000円前後はするのに、なんて太っ腹なのか!
今回の展覧会は長沢蘆雪の画業の中から可愛いものだけギュっと集めた様な展覧会になっていました。紙の目録は既に全てでてしまい、QRコードを読み取りました。この美術館で、こんなに展示室が混んでいるのも初めて。ガラスケースの中に展示されている作品数を見ていくのですが、解説を読んでいるせいか少しも進んでいかない。美術館サイドとしては見せ方の工夫や客誘導の工夫が必要です。
可愛い子犬たちに癒され、龍虎図の迫力にうっとり。蘆雪の虎図は襖からこちらに向かってヒュッと飛び出してきそうな勢いがあるのですが、虎の顔が凛々しい猫みたいで可愛い。私は特にマズルの部分が好きです。そしてこの有名な虎図は実は龍図とお対になっていて、今にも嵐を呼ぼうとしている龍が反対側の襖に描かれているのです。虎が有名になりすぎて、龍は地味だと思われているらしいですが、これ、セットです。蘆雪の龍はなかなか迫力があり、蘆雪も可愛いだけの絵師では無いことを窺わせます。蘆雪は面白いので、『かわいい』では無い方もまとめて見たいです。
今回の展覧会はワークショップが楽しくて、トレーシングペーパーで蘆雪の子犬の下絵を筆ペンでなぞったり、スタンプを押してカードを作ったり、少し並びますがおすすめです。



