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文化学園服飾博物館 「きものの模様展」 日本の美しい模様に出会う

本日はあちこち行ってあれこれやった忙しい一日でした。
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1ヶ月前から気になっていたのに、中々行けなかった展覧会にやっと行ってきました。
 
新宿の文化学園服飾博物館で「きものの模様」という展覧会を開催中です。日本の着物の模様には四季が描かれていたり、吉祥紋が入っていたり、言葉遊びがデザインされていたりと、見ていてかなり楽しいものです。そういった色々が見られるらしいとお邪魔してきました。
 
今回初めて伺った文化学園服飾博物館は展示室は1階と2階の2室。ロッカーに荷物を預けて、身軽になって、いざ2階へ。
 
この展覧会の特徴は、きものがそのまま展示されている事です。壁際に並んでいる着物は、背側がこちらにむいていて、前の方は鏡に映ったところが見えるようになっています。とにかく色々揃っていまして、いくつかのテーマ別に展示されています。それにしても、柄だけでなくさらに豪華な刺繍を施しているきものもあり、昔のお大尽の奥さんはずいぶんと豪華な格好をしていたのだな、と溜息。
 
きものをお召しのおばさま軍団4人組みと一緒になったのですが、その方たちの会話によると、大正時代や明治時代のきものは「大きな柄ね。今から比べると派手ね」「昔の人って体が小さかったのね、私たちには調度いいくらいのサイズね」「色もあっという感じよね」とのことでした。なるほど、現代のきものの柄より大きくはっきりしていて派手なものが多いようです。これが江戸時代とか昭和とか時代が変わるとがらっと変わるのも面白いですよね。
 
縁起のいい吉祥柄というのがありまして、その全てを入れているきものもあって、金糸で刺繍されていたりするのですが、そのデザインの可愛い事。日本の柄には、今の時代に見ても可愛い柄というのがいくつもあります。松竹梅も鶴亀も色々なデザインがあって、和の可愛さ爆発です。
 
1階に下りて、そちらでは「光琳梅」「光琳松」「観世水」というデザインを知りました。てぬぐいに多用されている絵と文字とデザインを組み合わせて言葉にするものも展示されており、こういうのって日本人は大好きですよね。
 
コンパクトながらなかなか楽しい展示会になっていました。お客さんは、やはり女性が多いのと外国の方が何人もいらしていました。3月14日までなので、新宿に行く機会がありましたら、ぜひお寄りください。楽しいですよ。