ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

元同僚の死

昨年末に病気の為、退職したTさんが亡くなりました。

驚きました。同僚だった人が亡くなるなんて。

Tさんは71歳位の方で、定年退職後、今の会社で外回りの営業として働いていました。昨年、9月か10月頃、お休みが多くなり、癌でお辞めになる事が発表されたのが12月いっぱいでお辞めになる事になり、大急ぎで召ませ年末に送別会をやって送り出したのでした。

当時、既に放射線治療を受けていた様でした。お酒が大好きだったのに、送別会では烏龍茶を飲んでいました。お辞めになった後も、業界内で倒産などあった際に、社内の人間が業界の情報通であるTさんに情報を尋ねでいたらしく電話があった事もありました。1ヶ月前にも電話が来ていたようでした。

発病して1年で亡くなってしまうなんて、何とも早いです。きっと今迄大した病気もしないできて、異変に気付いて病院に行った時は、既にかなり悪かったのでしょう。私の周りはそんな人が多いです。

考え様によっては、亡くなる1年前まで好きな仕事が出来て、幸せだったのかもしれない、なんて、会社で言い合いました。

Tさんはフレンドリーな人でした。丁度、朝ドラの「花子とアン」が流行っていて、営業に出かける時や、仕事を終えて退社する時は「ご機嫌よう」と、二人で言い合っていました。外回りなので、色々なものを頂くようで、女性陣の為に頂いてきてくれたり、いつもチョコレートを持っていて、夕方グッタリしている頃、Tさんからチョコレートが回ってきたりと、心遣いがあり、ユーモアのセンスもある方でした。よく最新の小説を読んでいて、皆に貸し出していました。

本当なら、少しても癌がよくなって、また皆で会えたら良かったのですが。快気祝いだったら、良かったのですが。

Tさんのご冥福をお祈り致します。