ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

プロ意識の欠如

明日、父の年内最後の通院の付き添いの為、今移動中です。今回、長目の帰省になりそうなので、荷物は多目。

父が肺炎で入院して、退院してから1週間。

現在、父は2つの病院にかかっています。ホームと提携していて、健康管理をしてくれているH病院。先日の入院もここ。月に1度通っているS病院。こちらは隣の市です。

父は血圧が高く、血圧を下げる薬をH病院から出してもらっています。以前、かぶってしまったことがあって、それ以来、S病院からは血圧の薬は出ていません。

父が退院する際に、薬剤師Aさんが、「血圧の薬は今後病院で管理します、高い時に申し出て貰えばすぐに出します。父の血圧はその年齢では普通なので、特に薬を出さなくても大丈夫」と説明しました。

それを聞いて、一体この人は何を言っているのか?ホームと病院は離れているのにどうやって直ぐに薬を出すのか?一体どうしようとしているのか、とは思ったのですが、最悪、30日にS病院に行くので、そこで薬を出してもらう事は出来るなと考えていました。

さて、水曜日の夜に妹から電話があり、父の血圧が心配との事。翌日ホームの看護師に電話して尋ねたら、と提案。妹は昨日電話してビックリ。

以下、妹の報告になります。

ホームの看護師は23日から1月4日まで休みをとっていて、誰にも薬の件は引き継がれていないらしく、分かる人がいないとの事。妹はホームに確かめに行き、父はとりあえず元気そうだが、血圧が高いのか苦しそうだったので、父の保険証を持ってH病院に薬を貰いに行きました。

H病院では、今回、ベテラン薬剤師Bさんが対応。Aさんは今日から休みに入ったが、父の件が気になっていて引き継いでいるとのこと。ホームの看護師が長期休暇と言うのも、病院には連絡がなく、初めて聞いた、病院から健康管理に行っている看護師は年内の訪問が26日だったので、年末年始と言うこともあり心配ですね、と言うことになり、ホームから父の血圧の記録を取り寄せたところ、血圧が高く薬が必要な状態で、医師に相談の上すぐに薬を出してくれる事になったそうです。

薬剤師Bさんによると、Aさんは入院中で寝たきりだった父の血圧の記録だけで、大丈夫と判断したらしく、起き上がって活動しているのと寝ているのでは血圧が違うとの事。ホームに連絡して薬を取りに来てもらうので、妹は帰って大丈夫と言われたが、いつまでたってもホームから取りに来ないので、病院から届けてくれたようです。

と、なんとか父は血圧を下げる薬を手にいれることができました。

それにしても、薬剤師Aさんの勉強不足、ホームの看護師の無責任からの騒ぎでした。

薬剤師Aさんはホームから何の連絡も無いのを気にしていたそうです。きっと彼の胸中は「血圧大丈夫かな?薬なくても大丈夫なら、今後、出さなくてもいいかな?」とかでしょうか。

今回、私と妹が呆れ返ってしまったのはホームの看護師に対してです。休むのは構わないのですが、せめて他の人に分かるようにしてから休みをとってほしい。しかも、1人しかいない上、看護師という責任ある職務についているのに、2週間も休んで平気だと思っているのがおかしい。ホームの看護師は楽なのでしょうが、年末年始は病院が休むので、実は怖い時期なのでは。いつもは元気でも、入居者は全員高齢者なので、ちょっとしたことで体調を崩してしまい大事になります。そういう危機感がないのかなと不安になります。自分がどういう職業に着いているのか、一度考えて貰いたい。

今回は大事に至らなかったので良かったのですが、プロ意識の足らない人の仕事ぶりに呆れた一件でした。