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甘い生活を目指しています。

こんにゃくパークで楽しむ

今日はずっと行きたいと相談していた群馬県甘楽町のこんにゃくパークに行ってきました。

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こんにゃくパークは群馬県の甘楽(かんら)町という所にあります。JR高崎駅から上信電鉄に乗り換えて11番目の上州福島駅で下車。徒歩26分とのこと。2つ先の上州富岡駅で下車すると世界遺産に認定されている富岡製糸場があります。

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上州福島駅で下車したこんにゃくパークを目指すらしき人々が私たち以外に何組かいたのですが、皆タクシーを拾ったようです。私と妹は駅で無料で貸してくれる自転車で出発。徒歩26分なら自転車では15分くらいでしょうと甘く見ていたのですが、そこは群馬、なんと微妙な登りが続き、平らな所に出るまでが一苦労でした。その代わり、帰りは下り坂でものすごく早く駅に着きました。

10:30頃にこんにゃくパークに到着。駐輪場に自転車を止めて、いざ出陣です !

建物の前に、くつろげるような屋根付きのテーブルと椅子が何棟もあり、中にはアジアのどこかのように椅子ではな床に座るスタイルのものもありました。無料で利用できる足湯が5つあり、そこを越えて建物の入り口へ。

こんにゃくパークは無料の施設ですが、受付を通ります。代表者が名前を書くと、こんにゃくパークのキャラクターが印刷された紙製のバイザーと、何に使うのか不明の厚紙で出来た噴出し、お買い物割引券、パーク内の案内冊子を人数分渡してくれます。結構皆律儀にバイザーを組み立ててかぶっているので、私たちもきちんとかぶりました。

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建物内は工場見学とこんにゃく料理の試食コーナー、こんにゃく製品のお買い物コーナーに分かれています。

まず、工場見学に行くようにパークでは勧めていますが、接待試食コーナーのバイキングが先の方がいいと踏んで、行列に並びました。その段階で10:40くらいでした。30分待ちの札が出ていましたが、20分ほどでバイキングの1番目の料理に到達。

試食バイキングは3つの列がありまして、係りの方が込み具合を見て、どの列に並ぶか振り分けます。18種類が出ていると料理名とともに書かれていました。

バイキングに使うトレーは小ぶりで、6つの区画に分かれています。こんにゃくラーメンは小鉢利用なので、区画の1つは小鉢を置くと、5つの区画にどうにか料理を収めなくてはなりません。そこでうどんと焼きそばは一緒の区画に、こんにゃくのピリ辛炒めなど似た料理は3種類を1区画に、と乗せていきました。列の終わりのほうに刺身こんにゃく、こんにゃくゼリーなどのデザート系が4種類ほどあったのですが、すでにトレーはいっぱい。あとで取りに来ればいいよね、と席探し。しかし、それは無理な話で、ものすごい行列の途中から、おかわりとかデザートのみ補充とかは出来なさそう。お水すらもらえない混みっぷりでした。

やっと席について黙々と試食。すべてこんにゃくなのですが、いろいろな食材に変身しています。カレーでは赤い肉らしきものに姿を変え、から揚げかと思うと中身はこんにゃく、うどんや焼きそばにも変身。ラーメンにも身をやつしていました。ラーメンはスープが美味しく、普通のラーメンを入れて食べたいとすら思いました。ダイエットや健康上の理由で普通のラーメンが食べられない場合はこの商品はいいなと思いました。あとは普通にこんにゃくを使ったお料理の数々で、こちらはスタンダードながらこんにゃく料理のヒントになります。味噌付けこんにゃくは本当に美味しかったです。そして、こんにゃく恐るべしなのは、小さいトレーよね、と思っていたのにお腹がいっぱいになってしまった事です。さすがダイエット食品としても躍進が続くこんにゃくです。

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試食に続いて、2階に上がり工場見学をしました。製品ごとに作られていく過程が見られて楽しいです。各製造の部屋をガラス張りの2階部分から見るスタイルで、各部屋ごとに映像が流れていて作業工程を説明してくれます。最初のこんにゃくゼリーの工場から始まり、白滝の製造工程では機械が結んだ白滝の束を人が容器に入れ、それが別の機械でパッケージされていました。こんにゃくと言えば一番イメージしやすい板こんにゃくの製造も見られます。板こんにゃくと一口に言っても、色が難色もあったりして種類があることに今更ながら気がつきました。製品が箱詰めされる所まで見学できます。工場見学は大人も子供も熱心に見ていて人気があります。

1階に戻り、ショッピング・コーナーでいよいよお買い物です。これでもかこれでもかとこんにゃく製品が並んでいます。500円でのこんにゃく詰め放題のコーナーや700円でのこんにゃくゼリー詰め放題のコーナーもあり、チャレンジしている人もいました。こんにゃく製品はその日のセールもあるようで、こんにゃく粉を使ったバームクーヘンとコンニャクゼリー5個にて割引というのを買いました。くずこんにゃくとでもいいますか、製品の切れっぱし部分らしいのを大袋に入れて1kg108円なんてのもあり、一旦は買おうとカゴに入れたものの、重くて諦めました。「鉄腕ダッシュ」の「0円食堂」のような部分よね~と言いながら。

このショッピング・コーナーはこんにゃく製品だけでなく、群馬県の物産も一部取り扱っているようです。ジャムやドレッシング、観光地のお菓子なども手に入ります。

結局、私はバームクーヘンとこんにゃくゼリー5個を買いまして、1000円でおつりが来ました。こんにゃくゼリーは大きなパックの物で切り分けて食べるサイズです。大して買ったわけではないのですが、こんにゃくは重い。妹はこんにゃくゼリー5個と心太5個パックを買ったようで、私より更に重い荷物になっていました。見ていると6000円以上も買っている人もいて、いったいそんなにたくさんのこんにゃくをどうするのかとすら思いますが、3000円お買い上げごとにトートバッグょ1つおまけでもらえます。また、重くて持ち帰りが大変な方のために宅配コーナーもあるので便利です。

建物を出る時に驚いたのが、12:00くらいになっていたのですが、試食の行列が外まで続いていて凄い事になっていました。先に試食を済ませて正解でした。

別棟にフード・マーケットなる野菜や群馬の物産を扱っている建物があります。ここ、野菜や果物が猛烈に安いのです。通常2000円のメロンが880円になっていました。種類が4だか5もあるようで、赤肉、緑ともにありました。大きな梨4つ入りが880円。買おうかと悩んだのですが、既にこんにゃくで重くて諦めました。しかも自転車だし。

後は敷地内にあるコンビニでアイスコーヒーを買って、足湯につかりながら飲みました。

こんにゃくパークに行く時は、出来れば自動車利用が望ましいです。たくさんお買い物をしたい人はぜひ自動車で。次回行くとしたら、キャリーバッグで行こうと思います。

正味2時間もあればこんにゃくパークは十分楽しめると思います。実際、楽しい経験でした。


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