両国駅から18:10頃に電車に乗る男性がいます。
この方、猫耳の付いた帽子を被っています。その帽子は手作りなのか白地にパステルっぽい柄が少し入っているフェルトよ様な質感です。更に、後ろ側に細目の毛の尻尾が付いています。
初めてお見かけした時は驚きましたが、なんだかその帽子が妙にお似合いなのです。65歳くらいかと思われる男性でして、着ている服装も白っぽいカーディガンにベージュのズボンと言った感じで、そう言う色味の猫っているよね、と思えるほど、全体で猫っぽいのです。
一体何をやっている人なのか、なんだか気になります。会社の同僚と、その方に勝手ながら「猫田さん」とあだ名をつけました。
その方をお見かけすると、なんだかホンワカと嬉しい気分になります。
「猫田さん」だけあって、家政婦かしら、などと、「猫村さん」ばりに想像して楽しんでいます。
あの猫耳の帽子、売っているのかと調べたところ、色々な形の猫耳帽が売られていることを知りました。「猫田さん」のは、やはり手作りのようです。
こんなご時世に和ませてくれる、本物の猫のような方だと思います。お見かけしない日はちょっと寂しい「猫田さん」です。
