昨日、猫カフェデビューしました。
猫カフェには一度行ってみたいとは思っていたのですが、今迄行く機会がありませんでした。
実は、暫く前に、故郷に多分初めての猫カフェが出来ました。バス停の前なので、バスを待つ間、外から覗いたりしていました。
昨日は予定よりかなり早く父の用事が終わり、お昼ご飯を食べてもバスまでに1時間以上ありました。ついでに36℃位あったみたいで、歩いて駅まで行くのが嫌で、どうしてもバスに乗りたかったのでした。
そこで、目の前の猫カフェで和み事にしました。
この猫カフェは30分500円で、中にある自販機でドリンクを1本買う必要があります。ドリンクは110円~150円だったか、普通の何処にでもある品揃えで水やコーヒー、お茶のペットボトルを売っています。
さて、ロッカーに靴と荷物を預け、洗面所で手を洗い、お店の方に消毒してもらってから猫のいるお部屋に通されます。
部屋は8畳位の細長い部屋で、そのに毛足の長い猫を中心に10匹位の猫が居ます。それぞれが椅子やソファ、猫タワーや絨毯などに思い思いの姿で居ます。バタバタ走り回る猫はあまりおらず、落ち着いている猫が大半です。
ここでは猫を触っても写真もフラッシュを焚かなければOKですが、抱き上げる事は禁止です。ただ、猫から膝に乗って来たりは良いとの事。
全て洋猫の様で、和猫は居ませんでした。そして、大きい。毛足が長くふわふわしています。
部屋に入って一番目についた大きな猫にご挨拶。そばに座って指先を鼻に近づけてから撫でさせてもらいました。
お店の方のお話では、ここに居るのは全て雌で、最初に撫でた猫が一番いいこだとか。大人しいしフレンドリーだし、ここの女王様の様です。
一緒に行った妹は、帽子をソファに置いたところ、帽子がベンガルに気に入られたらしく、帽子の中に入ったまま暫く丸くなっていました。
そのベンガルは活動的で撫でさせてはくれず、走り回っていました。先に来ていた男性が言うには、そういう猫にはオモチャで遊ぶといいとの事でした。
色々な猫と触れ合って楽しい時間でした。
私たちはバス待ちの30分と決めていたので、ちょっとしたお楽しみでした。
行ってみて楽しかったです。しかし、高価そうな洋猫ばかり。妹言うところの、「指にデカイ指輪をした男性が撫でてる様な」猫です。それ、「007」だろ。確かに、ガウンとブランデーもセットかと。庶民としてはそこらの和猫も好きなんです。
実は、その猫カフェの事を私と妹は「吉原」と呼んでいまして、その付近のコンビニで愛想のいい黒猫を見かけた時は、「あっちはどぶ板か夜鷹か」と冗談を言っていました。今や野良猫など、愛想のいい猫の事を「ただ猫」と呼んでいます。ただで触れ合える猫という意味です。
たまの「吉原」もいいですが、ただ猫が居るならそっちの方がいいと言うのが本音です。私たちは猫の血統書とかどうでもいいので。
人形町を歩いていて、「保護猫カフェ」なる看板を見かけ、ちょっと気になっています。
花魁猫でもただ猫でも、はたまた保護猫でも、結局猫は可愛い存在に変わりはないのですが。
猫カフェは楽しい経験でした。