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「ニューイヤーコンサート2012」 ウィーン・シュトラウス・フェスティバル・オーケストラ with 鈴木慶江

埼玉県川口市のリリア・ホールへ「ニューイヤーコンサート 2012」に行って来ました。
 
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今年は「ウィーン・シュトラウス・フェスティバル・オーケストラ with 鈴木慶江」ということで、ワルツとポルカにソプラノの鈴木慶江さんが共演するというものでした。
 
ウィーン・シュトラウス・フェスティバル・オーケストラは1978年のシュトラウス・フェスティバルを機に設立されたオーケストラで、1999年のシャトラウス・イヤーにはウィーン市から「世界に対してウィーン市を代表するオーケストラ」として選ばれ、2000年1月1日よりウィーン・コンツェルトハウスでのニューイヤー・コンサートに出演する栄誉を授かっているオーケストラだそうです。
 
私はこのオーケストラは初めてだったのですが、もう、とにかく楽しい。指揮のペーター・グート氏を入れて30名の小じんまりとしたオーケストラです。指揮のグート氏は普通に指揮をするだけではなく、バイオリンを弾きながらも指揮をしまして、その指揮ぶりも軽快なステップを踏むような縦横無尽な軽やかさ。演目が優雅なワルツと軽快なポルカなので、その指揮ぶりもぴったりで、会場を上手に巻き込んで盛り上げてくれます。もちろん、オーケストラの実力がしっかりしていてこそ出来る力技なのでしょうが、とにかく楽しい。ニューイヤー・コンサートにぴったりでした。
 
クラシックのコンサートで、客席に手拍子を求められ、客席中でグート氏の合図に合わせて手拍子したり、立ち上がったり。子供からお年寄りまで皆楽しんでいました。本当にハッピーな気分にしてくれました。
 
下記は本日の演目です。
 
ヨハン・シュトラウスⅡ  「こうもり」より序曲
ヨハン・シュトラウスⅡ  「こうもり」より『侯爵様、あなたのようなお方は』
ヨハン・シュトラウスⅡ  「インディゴと40人の盗賊」より ポルカ・シュネル『突進』
ヨーゼフ・ランナー    ワルツ『ロマンティックな人びと』
ヨハン・シュトラウスⅠ  フランス風ポルカ『アイゼレとバイゼレー飛躍』
ヨハン・シュトラウスⅡ  フランス風ポルカ『クラップフェンの森にて』
フランツ・レハール     「メリー・ウィドウ」より『ブィリアの歌』
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ヨハン・シュトラウスⅡ   「インディゴと40人の盗賊」より『インディゴ行進曲』
フランツ・レハール       「 ジュディッタ」より『熱き口づけ』
ヨーゼフ・シュトラウス   ポルカ・シュネル『冬の愉しみ』
ヨーゼフ・シュトラウス   ワルツ『水彩画』 
エドゥアルト・シュトラウス ポルカ・シュネル『喜んで』
ヨハン・シュトラウスⅡ   「こうもり」よりチャールダーシュ『ふるさとの調べよ』
 
このうち、ソプラノの鈴木慶江さんは4曲に出演しました。
 
ウィーンの新年の気分をそっくり日本に届けてくれたような楽しいコンサートでした。