ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

コンゴ料理のお店「レストランFRANCIS」にてのんびりランチ

近所に「ワンディシェフレストラン ぷらっと」というレストランがありまして、ここは昼のみ日替わりで色々なお店が出店してランチを提供するというコンセプトのお店です。夜は最近シェフが変わったらしく、洋風イタリアンのお店です。ちなみに以前はイタリアンでした。
 
さて、そのランチのお店で、「コンゴ料理と蕨の野菜」を謳っている「レストランFRANCIS」というお店がありまして、以前から気になっていたので、本日行ってきました。
 
コンゴ料理って ? 私、まったくイメージが湧きません。第一コンゴって、どこにあるんだっけ ? アフリカなのは判るんだけれど、地図で示せと言われると何処だか場所が判りません。でも興味津々。
 
初めていったぷらっとは内装は白一色、今日はコンゴ料理のレストランということでコンゴの国旗が飾ってありました。コンゴのポップスでしょうか、とても気持ちのいい曲が流れていて、どこか南の国のレストランに居るような気分です。
 
メニューは一種類のようで、本日は鶏肉と夏野菜のピーナツソース煮込み、タマネギと胡瓜のサラダ人参ドレッシング和え、デザートのトマトゼリー付きで¥800です。追加で¥150でドリンクが着きます。私は食後にアイスコーヒーを追加いたしました。
 
ピーナツソースか・・・。私、パンにピーナツバターを塗ったくって食べるのは好きなんですが、ピーナツソースとかピーナツドレッシングとか、そういう類がイマイチだめなんです。ガドガドというピーナツソースをかけたサラダがありますが、あれって大っ嫌い。それなのに大丈夫か、ピーナツソースの煮込みですぞ。見本が店頭に飾ってあったのに、メニューだって出ていたのに、「さぁ行くぞ」と思って行っているので、そんなものは確認なんてしていません。
 
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まず、サラダが来ました。このお店は地元蕨の農家さんが作っている野菜を使っているそうです。タマネギと胡瓜のサラダに人参ドレッシングが乗った状態で出てきました。タマネギはよくさらしてあって、辛くなく食べやすいです。人参ドレッシングは人参を濾している感じではなくぶつぶつと食感が残っていて、人参の甘味も感じられます。それをお皿の中で各自和えて食べることになります。
 
フフかご飯が選べるのですが、「フフってなんでしょ ? 」の状態の初心者です。お店の方に尋ねたところ、「トウモロコシの粉をこねて作ったパンのようなもので、コンゴでは主食です」とのこと。せっかくなのでフフを注文しました。
 
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フフが来ました。淡い黄色で見た目ふかふかしています。割ってみると、中身はずっしりした感じで、ほかほかしています。これをメインの煮込みに付けて食べたりするそうです。さすが主食だけあって、蒸しパンのようです。トウモロコシっぽい味です。癖がなくて食べやすいです。私は中国料理で出てくる花巻という中華パンに似たような感じを得ました。
 
そうこうしている内に、メイン・ディッシュの鶏肉と夏野菜のピーナツソース煮込みが来ました。うわぁ、どんな味なんでしょう ?
 
あら、おや、とってもマイルドです。まさに煮込みです。煮込みと言っても日本の煮込みのように具がごちゃごちゃというのではなく、むしろスープのようです。使われている夏野菜は胡瓜・ナス・空芯菜・タマネギだそうです。その野菜たちがいい具合にぐったりと煮込まれていて、食べていてほっとするやさしい味です。ピーナツソース、恐るるに足らずです。
 
フフにつけて食べても合うけれど、むしろ白いごはんにカレーの様にかけちゃうとか、煮込みの皿にご飯をどぼんと放り込んで一緒に食べても美味しいと思います。とにかく白いご飯に合います。
 
辛いのが好きな場合は、辛いソースがあって、それを各自煮込みに入れて味を調節して食べるのだそうです。アジアン・チックではありませんか ! 私も、辛いソースをちょっと入れてみました。すると、煮込みがまた別の味わいになりました。あぁ、でも私はそのままのマイルドな味の方が好きかしら。せっかくほっとするようなやさしい味なんですもの。
 
ピーナツソースって、普段の私の生活の中でいかに馴染みがないか、よく判りました。そういえば昔、カナダ人の友人が、スープに突如ピーナツバターを加えていたしね。ピーナツソースって、日本人の食生活には馴染みがない食品だとは思うものの、ピーナツの生産量が多い地域では、結構普通に使っていたりするのかもしれませんね。何事も決め付けちゃいけませんね。
 
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最後にデザートのトマト・ゼリーが出てきました。見た目も可愛く、甘さ控えめで美味しく頂きました。トマト・ゼリーは初めて食べました。世の中に存在していることは知ってはいましたが、美味しいものですね。それと、追加で注文したアイス・コーヒーが美味しかったです。
 
12:30頃に伺ったのですが、お客さんは女性客が多いものの、男性客も結構来ていました。しかも皆、地元の人という感じで、年齢層は50代以上です。ちょっと驚きました。コンゴ料理なので、若い女性のお客さんがメインかと思ったら、しっかりと地元に根付いていました。そして50代以上の方たちって、もしかしたら好奇心旺盛なチャレンジャーなのかもしれません。
 
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毎回、ランチ・メニューは変わるようですので、また寄らせていただこうと思います。暑い国の日陰を作る風通しの良いレストランで、のんびりランチをしているような気分になるお店です。お料理も日本人の口に合うと思います。あっ、野菜が多く使われていて、マイルドな味だから年配のお客さんが多いのかしら。
 
フフがお腹に溜まるのか、今日は晩御飯の時間になってもちっともお腹がすきませんでした。物の話に一度お試しあれ。
 
お店のサイトがありますので、出店はそちらで確認してください。ちなみに次回は8月21日に出店だそうです。
 
 
サラダ。
   フフと鶏肉と夏野菜のピーナツソースの煮込み。
  トマト・ゼリー。
   メニュー。