ひざ掛けを探しています。父用です。父は車椅子に乗っていて、既に1枚ひざ掛けは持っているのですが、ひざ掛けが小さくなってしまった、と言うより父が大きくなってしまい、なんだかあまりひざ掛けが役立っていない状態です。
車椅子に乗っていると、普通に歩いている人より寒いのだそうです。ついでに夏は暑いらしいです。地面に近い位置ほど、暑さ寒さの影響があるのだそうで、ベビーカーとか子供、犬、猫もご同様らしいです。それなので、立って歩いている人より、この季節の車椅子乗用者は寒いらしいです。
父は寒がりで、ひざ掛けは必需品。先日お世話になっているホームを訪問したら、近所の公民館へ分別ゴミを出しに行って帰ってきたところで、バスタオルをひざ掛け代わりにしていました。きちんとフリース素材のひざ掛けがあるのに、とタンスから出して手渡したら、なんだか小さい。父は脚全部を覆いたいらしいのですが、そのひざ掛けでは本当にひざを覆うくらい。
そこで、今日は10:30に就職活動を終えてしまったので、あっちこっちのお店を5件も覗きに行きました。不思議と探しているとみつかりません。普通のひざ掛けと銘打っているものだと、既に持っているのと同じサイズで、役に立ちません。そうだ、ハーフ・サイズのブランケットがあればいいな、と探してました。あったのですが、子供向けらしくキティちゃんだのミッキーマウスだのくまのプーさんだのの絵が付いているのしか無いのです。それ以外にハーフサイズのブランケットであったのは、素材が厚すぎて毛布として家の中で使うには良いものの、ひざ掛けとしてはちょっと・・・という感じです。
今回、ひざ掛けを探していて驚いたのは、電気ひざ掛けがあったこと。電気毛布のひざ掛けバージョンですが、こんなのがあるとは思ってもいなかったので驚きました。あとはダウンのひざ掛け。ま、温かいですよね。軽いしね。でも思いもよらなかったので、これも驚きました。
そして、スーパーやデパートでは、ひざ掛けはマフラーやポンチョの近くに置いてなくて、スーパーで店員さんに尋ねたところ、「寝具売り場です」とのことで、「あれって寝具のお仲間なの ? 」と驚きました。行ってみるとスーパーではひざ掛けは見つからなかったものの、介護用品コーナーに置いてありました。しかし、サイズは小さく、しかも1品目しかなくて選ぶことができません。介護用品コーナー的には、もっとひざ掛けを充実させた方が良いと思います。デパートの寝具売り場にはひざ掛けは無かったもののハーフサイズのブランケットはありました。しかも結構なお値段でした。
あぁ、イメージとしては洋画で見るような、イギリスの古いお屋敷の年老いた車椅子の紳士がかけているようなウール100%でチェックとかのひざ掛けなんですが、探してみると無いものですね。でも、現実的にはフリース素材のが軽くて温かくていいな、と思っています。ホームだと物が無くなるのであまりいい物は持っていけないなとも思っています。
先日も、なんとCDラジカセのコードが無くなっていて、「久しぶりにラジオでも聞きましょうか」ということになって、初めて無くなっているのに気づきました。「こういう所は無くなってもいい物しか持ってきちゃダメなんだよ」と父が言っていました。悟りを開いているらしいです。
もうしばらく探してみるつもりです。
