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甘い生活を目指しています。

伯父のお葬式

今日は伯父の葬儀でした。
 
朝、8:45に従姉妹のご亭主が迎えに来てくれて、その車で一路伯父の自宅に行きました。9:30集合だったので、すごく早くに到着してしまったのですが、三々五々人々が集まってきて、葬儀屋さんが来てお棺の中に花を入れたり、鶴の形の水引らしきものを入れたりしました。お坊さんがきてお経を挙げた後、出棺です。
 
火葬場で、伯父にお別れをして、待つこと約1時間ちょっと。何だか前より早く終了したような気がします。骨になった伯父を骨壷に治めました。伯父はすごく痩せていたのにびっくりするほど骨量がありました。そして、綺麗な形のまま骨が焼け残っていました。色も真っ白でした。長く患ったりすると骨の色が白くないとか黒ずんでいるとか聞きますが、そんなことも無いのでしょうか。
 
小さくなってしまった伯父を従兄弟が抱えて葬儀会場に車で移動。葬儀が始まりました。お坊さんが二人来て、お経のデュエットです。会葬者は約40名、親族約30名が参加しました。葬儀の後、初七日の式も行い、お清めの席に参加してきました。
 
葬儀の会場では写真コーナーが設けられていて、伯父の写真や、学生の頃の手帳や、出兵した時の徽章というのでしょうか、そういった品が展示されていました。お坊さんのお話によると伯父は21歳から25歳まで戦争に行っていたのだそうです。
 
今回、亡くなった伯父の妹たちは大変なことになっていて、下から2番目の伯母は体調を崩して1週間くらい入院していて、退院したばかりなので今回は欠席、お通夜にご亭主と息子さんが参加していましたが、遠方から来るので、本日は欠席。下から3番目の妹である伯母は、ご亭主が検査に行ったら病気であることが分かり、2ヶ月入院して退院したばかりとのこと。ついでにその娘のご亭主も現在入院中とのことで、今回は息子さんと出席していました。後からその娘さんも来ました。なんだか、大変ですね。亡くなった伯父のすぐ下の弟である伯父は、今回の葬儀の為、従姉妹がショートステイに預けたのだそうですが、なんと転んで大腿骨にひびがはいってしまい、「すぐに迎えに来てください」と言う連絡が入り、従姉妹2人は早々と帰って行きました。
 
年を取るって色々な不都合が出てくるということですね。でも、悪いことばかりではないですよね。亡くなった伯父は5人の孫がいたのですが、今回全員参加していました。そうやって慕ってくれる若い人が出来たりするのも良いことの一つですよね。
 
葬儀の後、伯父の自宅に戻った際、伯父の息子が昔の写真の束を出してきたので、残った人間で色々見て楽しみました。亡くなった伯父が沢山団体旅行をしていて、あちこちへ行った際の集合写真が何枚もありました。旅館の浴衣姿の集合写真や、飲み会の集合写真も多く、マメな人だったんだなと感じました。従姉妹の結婚式の写真や、伯父の次男の新築の際の写真や、色々出てきて、皆若く、「あっ、○○さんの結婚式だね」「この子供はどこの子だろう ? 」など、楽しいひと時でした。随分前に亡くなった母方の祖母が写っているものもあり、懐かしい写真も何枚もありました。20歳くらいの母が母の姉 ( 今回欠席の伯母 ) の結婚式に参加している写真もあり、大うけ。なんと私の成人式の写真も出てきて、私の父方の祖母や叔母、従姉妹が一同に会している写真までありました。
 
よく、大往生の人の葬式は「孫子の正月」と言いますが、伯父が最後に皆にくれた楽しいひと時だったと思います。
 
伯父があちらに旅立つ時、こっそりと言いました。「あちら側で何人もの人が待っていますよ」と。本日、我が家で、朝のお茶を仏壇に上げる際、「そろそろ伯父さんがそちらに行く頃なので、お出迎えよろしく」と亡き母に言っておきましたので、きっと今頃あちらで再会を果たしていることでしょう。
 
おじさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
どうぞご冥福をお祈りいたします。