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甘い生活を目指しています。

放送大学の公開セミナー「おひとりさま化する社会のライフスタイル」

本日は放送大学の公開セミナーに参加するため、遥々海浜幕張まで行って来ました。講座のタイトルは「おひとりさま化する社会のライフスタイル」、講師は放送大学宮本みち子先生です。聴講者は200名でしたが、ほとんどが年配の男性でした。女性も比較的年配の方が多かったのですが、30代くらいから各年代パラパラと参加していた感じです。
 
さて、現状報告のあった後、これからのおひとりさまの時代を生きていくには、家と会社という2つの帰属先だけではなく、第3の帰属先を持ちましょうとのこと。家と会社というのは、何もしなくても手に入っている場所と考えられている帰属先ですが、第3の場所は自分で作る努力をしないと手に入らないそうです。今までの男性のやり方での「縁」では、孤立社会を生き延びられないので、女性が作っている新しい「縁」に注目していこう、というものでした。
 
参加者の大半はうっかりすると自分が孤独死してしまうかも、という男性たちだったわけですが、こういう講座に参加して、色々情報収集をするくらいの人は、比較的大丈夫なのでは、と思います。現在の孤独死している方たちの大半は男性の一人暮らしで身寄りの無い方なのだそうですが、女性の非婚率も上がっているので、女性だからと言って安心できない状況だと思います。
 
私なんて、一人暮らしで非婚ですから、気をつけないと孤独死してしまいそうです。年をとったら、何かのサークルとかに色々参加して、週に5日は外出し、「あら、chocousagiさん、今日もおやすみなの ? もう2週も来てないから帰りに寄ってみましょう」とか心配してくれる人をあちこちに配しておこうと思います。ヘルパーさんには週に2日来てもらうようにして、白骨化死体とか腐乱死体で発見されないようにしようと考えています。その為にも、今から健康に気を付けて、しゃんとした年寄りになるように心がけなくては !
 
孤独死しないようにするにも、人間工夫が必要な時代ですね。これからの時代は、どんな人でも年をとるのに工夫がいる時代なのかもしれません。身寄りがないなら、一人暮らしなら、余計に人様にあまりお世話をかけないように、最後まで自分のことは自分でできる人であるように、今から健康に気をつけていこうと思います。何はなくとも健康なら、結構どうにもでもなっていきそうですから。
 
海浜幕張は遠かったですが、出かけてよかったです。放送大学千葉学習センターの学長さんが挨拶で言っていましたが、学ぼうという気持ちが孤立を防ぐ方法の一つにもなりそうです。
 
学ぼうとする人には学びのチャンスは至る所にあるものです。そして孤立や孤独と対抗する方法も色々工夫できそうです。