今日はお花見に出かけました。毎年恒例のお花見に、今年は1名欠席で2名で出かけました。今年は千鳥が淵から上野までをグルッと廻りましょうという事になりました。
当初、今日は天気予報で雨のはずだったのですが、どうにか雨は回避。曇りで落ち着いた感があります。雨でも、花粉症の私たち2人組みには息がしやすくていいかな、とか、お花見客が少し減って歩きやすくていいかななんて思っていました。
千鳥が淵の最寄り駅ということで、地下鉄の九段下駅2番出口で待ち合わせ。ところが行ってみると猛烈に混んでいました。しかし、出口を出たところから、物凄い景色が展開されておりまして、多くの人が鈴なりになって写真撮影をしています。「地下鉄入り口での待ち合わせは避けてください」と係員の方がメガホンで叫んでいました。ずっと叫んでいるのを聞きながら、友人が来るのを10分ほど待っていました。友人がやって来て、やっと移動。あまりの美しい桜の咲きっぷりに私も写真をとりましたが、晴れていなかったのが残念です。
千鳥が淵の周りをぐるっと一回りそぞろ歩きまして、素晴らしい桜を堪能。お向かいの靖国神社にも足を伸ばしました。千鳥が淵は飲食禁止なのに対して、靖国神社の方は、色々な屋台が出ていまして、ひととおり色々食べられるようでした。花より団子の方たちがここには結構いるようです。
私たち団子族もランチの為に移動いたしまして、のんびりしてからこちらもお花見のメッカである上野に向かいました。しかも徒歩です。
上野は地下鉄の駅の近くから、上野公園に向かう状態で桜の花のトンネルを抜けていきます。千鳥が淵がそぞろ歩きに対して、こちらはもっと庶民的とでも申しましょうか、人の波も大きく、老若男女、人種国籍入り乱れてわっさわっさと歩いている感じです。しばらく行くとお花見のシートが敷かれている場所に出たのですが、まだ人がほとんど集まってきていない所もあれば、すでに飲めや歌えやで出来上がっているグループもあって、色々なお花見の楽しみ方があるものだ、と感心。
上野公園まで登りきったところから、駅の脇の下り坂を降りて、私たち団子族は酒宴の場へ向かいました。上野に来たからには行きたい飲み屋さんがありまして、一路お店へ。立ち飲みやさんの「カドクラ」さんにお邪魔しました。ここのハムカツは最高なのです。運良く座れるお席に通されまして、私と友人Sさんの酒宴は幕を開けました。とにかく飲む、食べる、しゃべる。満腹です。
本日は素晴らしいお花見が出来ました。今年は、千鳥が淵と上野というお花見の名所2箇所を一遍に廻るという贅沢ができて、たくさん桜を見た感があり、満足感がありました。ほんの一瞬の間しか咲いていない桜を愛でるのは、自分がこの一瞬にここに存在していることを確認すると共に喜ぶ事であるように思います。だから私たちは毎年毎年桜を見る為にあちこち出かけるのかもしれません。
あと少し、この美しい季節を堪能したいと思います。
千鳥が淵。 上野公園。
