ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

母の日墓参り

今日は、天気もよく、しかも強烈に暑い日でしたね。まだ5月なのに夏日ですよ。私は帰省中で、私の田舎は東京の気温+5℃と考えているので、「あぁ~、今日は30℃かしら」と考えて過ごしました。昨日は雨で寒くて、冬物トレーナーなんて引っ張り出してきて着ていたのに、です。
 
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さて、今日は母の日。皆さん、お母さんに贈り物をしたり、一緒に楽しい時間を過ごしたりされたことと思います。私は、母の日は毎年墓参りです。カーネーションの花を墓前に手向けようと思いまして、毎年の恒例になつています。今年は妹も参加してくれ、2人でお墓に。「死んでからいくら花をもらっても嬉しくないよね」と生前の母が言っていましたが、同じことを言いながら、お墓に花を生けています。暑いものの天気に恵まれ、風は爽やかでいいお墓参りが出来ました。
 
ところで、母の日の始まりは墓参りだったのだそうです。起源は17世紀のキリスト教関係らしいのですが、アメリカや日本に伝わってきた「母の日」は、南北戦争中にウェストバージニア州で、「母の仕事の日」と称して、敵味方を問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させて活動していたアン・ジャービスという女性がおりまして、彼女亡き後、娘のアンナが亡き母を偲び、5月12日に母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会を持ち、その時、母アンが好きだった白いカーネーションを贈ったそうです。それがやがて発展してアメリカで「母の日」が記念日となり、5月の第2日曜に決まったそうです。
 
それにしても当初の「母の日」のシンボルは白いカーネーションだったんですね。いったい、いつから赤いカーネーションになったのでしょう。今でも、「亡くなった場合は白いカーネーション」なんて言いますから、そこはそのまま残っているのですね。
 
我が家の墓参りでは、色はなんでも良くて、カーネーションであれば良しとしています。今の時代、カーネーションも色々な発展を遂げて色も形も多彩になっています。その時の花屋さんの具合にお任せでいいと思っています。
 
今年は、近所の花屋さんの店先では、切花よりも小ぶりな鉢植えの方が人気だったようです。母の最後の母の日に鉢植えのカーネーションを贈ったのですが、そのカーネーションは長持ちで次から次と花が咲き、長持ちしていたので、母が翌年も楽しめるようにと庭の片隅に植え替えました。植え替えた途端、そのカーネーションは元気を失い、翌年は何も出ませんでした。後には、カーネーションの鉢だけが残りました。
 
「いつまでもあると思うな親と金」とか「孝行しようと思ったときに親はなし」などと言いますので、今、ご両親が健在の方は、こういう機会にでも楽しい時間を共に過ごされますように。母の言い分ではありませんが、「死んでから沢山花をもらっても嬉しくない」ですから。