私は通常、肩・首の凝りがひどいのですが、昨年の暮れには首をぐるっと回すのも困難なほどの凝りようで、「この頃首が凝り過ぎていてそれこそ首が回らない」と言ったら、「首が回らない時ってお金に困ってる時だって言うよ」と妹。困ってはいないけど、収入もないのは確かだよな・・・という状況に、何とも言えずにいたものです。
その頃だったか、TVの「ためしてガッテン」という番組で、首・肩凝り、頭痛、腹部暴慢などは、無意識に奥歯をかみ締めているから、というのをやっていまして、それらの症状に悩んでいた人々による実験で、1週間くらいで症状緩和をしていたのです。ただ、上の歯と下の歯の間を開けるだけです。
へぇ～と思って、やってみました。お金もかからず、その場で簡単に試せることですし、ダメもとです。歯と歯をかみ締めないように、離して置くということを意識してやってみると、不思議なもので、日々の生活の中でなんとはなしに歯を噛みしめていることが多いのです。「あれっ」と気づく都度、歯を離すことを行いました。
その結果、本当に首・肩の凝りが緩和されただけでなく、首は回るようになりました。宝くじで特別収入があったわけではないのです。ただ、歯と歯を離しただけです。いゃ～、驚きました。人間の身体って不思議ですね。ほんのちょっとしたことが、全身の不調につながっているのですから。
今でも、意識して歯と歯の間を開けるようにしています。それにしても、「歯を噛みしめている」なんて指摘されなければ、気づきもしないことでした。人間の身体自体、まだまだ不思議でいっぱいですね。専門家の方にとっては知っていることなのかもしれませんが、こんなに情報が沢山あるのに一般人はほとんどの人が知らないことがいくらでもありそうです。
