ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

父の新しい試み

今日は2週間ぶりに父の面会に行きました。変わっていた事が2つ。

1つは、ベッドから床にマットレスを直に敷いて、そこで寝るようになっていました。3月末に、父が転倒した際に、夜中に立って歩こうとしての転倒だったことで、ベッドだと立ち上がっての転倒の可能性がある為、マットレスを直に敷いては、というご提案がホームからあったのです。そこで、打撲で腰が痛い間は立ち上がることもないでしょうから、治った頃にでもベッドからマットレスを床に敷いてもらいたい旨、ホームにはお伝えしていました。「機会を見て、やってみましょう」とのことでした。

今迄、父はベッドの上に持込みの高反発の10㎝くらいの厚さのマットレス、その上に自宅で使っていた和式のマットレス、さらに敷布団を重ねて寝ていました。元々ベッドに備え付けの10㎝くらいの厚さのマットレスは、転倒に備えて、ベッド脇に夜間は敷くという事でした。

今回、その備え付けのマットレスが1番下で、あとはベッド上にあった寝具がその上に重ねられている状態です。父の感想では「前より寝易い」とのこと。だったら良かった。

2つ目は早稲田大学で機能回復の研究をしていて、それを使った新しい方法での訓練を受けているそうで、毎週土曜日に訓練があるのだそうです。本日で3回目とのことでした。

訓練士さんが2名いらして、訓練が始まりました。まず、5×5ずつ25の穴が正方形に並んでいる所 に、ピンを立てていく訓練で、左右それぞれの手で行いタイムを測りました。次は、食器に番号が振ってあり、番号が振られた場所に正しく置けるかの訓練です。やはりタイムを測りました。その次は、ワイシャツを着てボタンを留める訓練なのですが、身体の前のボタンは留められても、カフスが難しく、四苦八苦。訓練が進むと、難なく出来るようになるそうです。続いてバランスを取る訓練で、トレイの上に2本の棒が並行に貼り付けてあり、その上にボールを乗せて1分間落とさないようにします。これが出来ると、自分で食器が運べるので、生活の中でかなり役立つそうです。最後に、歩きながら話しかけられても対応出来るようになる訓練で、被験者がスタート地点から3mほど前進している最中に「1+2は」とか「2+2は」などの足し算か引き算を問います。被験者の前に3つの数字が書いてあり、答えはそのどれかになるように質問します。横に3つ貼られた数字のうち、真ん中の数字が解答の場合は前に進み、右側の数字の場合は右側に、左側の場合の場合は左側に曲がります。

楽しくゲームをしながら機能回復をするという方法だそうです。希望者のみのようで、参加していない方もいるのですが、御自身は参加せず「私は応援だもん」と、応援専門の方もいます。
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楽しく訓練が出来て、機能が回復するなら申し分ありません。父には、是非頑張ってもらいたいものです。
 
 
サボテンに花が咲くといいことがあるそうです。
  よそのお宅のサボテンに花が咲いているのを発見。
  良いことのおすそ分けを勝手ながら頂きました。