ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

父とカフェに行く

本日、父の面会に入ったところ、午前中お風呂に入りひげもきれいに剃り、昨日差し入れた新しい服の上下を着ていたので、とてもこざっぱりとお洒落に見生ました。本日は、お散歩の時にお買い物をしたとかで、皆それぞれ好きな物を買ってきたのだとか。ただ、それは梅干だったりして、そんなにすごい物を買った人はいなかったようです。父は今日は寒いから散歩は行きません、とホームの中に残っていたそうですが、お買い物組が帰ってきたら、自分もお買い物に行きたくなってしまったようで、ホームの中を車椅子でうろうろ。そこで、父をつれて散歩がてらカフェに行くことにしました。職員の方に相談すると、きっと喜びますよとのことで、早速出かけました。

ホームの中でダウンジャケットを着せて、マフラーでグルグル巻きにして出かけたのですが、室内では、「こんなに分厚い物を着る事はない」と言って抵抗していた父も、外に出たら「寒い寒い」とうるさい事。うっかりひざ掛けを忘れてしまったのですが、いくら車椅子を押していると言っても、お目当てのカフェまで徒歩10分です。寒いので私もどんどん走るように進んで行き、父は寒がっているものの車椅子を押している私は結構な運動をしているようで、息も切れてゼーゼー、暑くなってくるほどです。

昨年の10月末に蔦谷書店の大型店が近くに出来まして、その中にタリーズコーヒーが入ったのです。今度、一度父を連れて来てやろうと思っていたので、今日は丁度いい機会でした。

さて、タリーズコーヒーに入ったところ、結構混んでいて、お席が見つかりません。車椅子なのでスツール席のようなテーブル位置が高い所はダメなので、しばらく車椅子を押して店内をウロウロ。一人で来ているのにカウンター席の隣の椅子をバッグ置きにしている女性客が何人かいて、他の人の為に詰めてくれればいいのに・・・と言うじでした。書店の本を2冊まで会計前に持ち込み可能の為、本当にゆっくりしている人が多い様で、あまり回転率はよくないようでした。

とりあえず注文を。父にケーキは何がいいか尋ねたところ、栗の乗ったロールケーキを指したので、本日のコーヒーとそのロールケーキを注文。レジの係りの女性が言うには、セットにすると同じ値段でケーキにアイスクリームが添えられますとのことで、セットにしてもらいました。注文をする前に定員さんに「お席が見つからない」旨ご相談したところ、何とかします、とのことで、お席を作っていただきました。移動をお願いして快くお席を移って下さった方がいるとかで、その方にも感謝です。

お席を作っていただいたので、まず車椅子の父を移動させ、テーブルにきちんと納まるように車椅子の車庫入れです。四苦八苦しているうちに、ご親切に定員さんがコーヒーを運んでくれました。そして、あとからケーキが来ますとのこと。どうにか落ち着いてコーヒーを飲んでいる内にケーキ到着。

父は、外出してコーヒーを飲むなんて、ずっと機会がなかったので、結構気持ちが高まっていたのか、おスティック状のお砂糖を入れる為、口を切っているのに、大きな身振りで話していて、半分以上、お砂糖をばら撒いてしまいました。コーヒーが苦いと言っていたのは、お砂糖がほとんど入っていない状態だったからのようです。ロールケーキについてきたアイスクリームは「甘いな、でも美味いな」と言いながら食べていました。ロールケーキは甘さ控えめだったので、「こっちはあまり甘くないから、丁度よくできているんだな」などと言いながら、カフェ・タイムを堪能したようです。

1時間ほどいて、本屋さんの店内を回ってホームへ戻りました。父はとても満足していたようです。今度は妹もいる時に、3人で来ましょうということになりました。本日は妹は仕事に行っていて、この突発的お茶会には参加できませんでした。

本日、お世話になったタリーズ・コーヒーさんには、本当に感謝です。車椅子での来店は、通常のお客様より手がかかり、めんどうな客だと思います。ついでに老人とおばさんなので、あまりたくさん飲んだり食べたりできませんので、たいして売り上げにも貢献できないのですが、本当に丁寧に対応していただき、ありがたく思っております。また、お邪魔したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。