ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

10周年目の熱狂の日音楽祭 1日目

今年も熱狂の日音楽祭 ( LFJ ) でGW中、楽しむ予定です。

今年は購入しているチケットの公演が本日の19:30からなので、18:00まで上野のトーハクで楽しみ、それから移動。今年はスタンプを集めてエコバッグをゲットしようと言う気にもならないので、のんびりとしたスタートです。LFJ自体は昨日より前夜祭が始まっています。今年はどうも気乗りがしなくて、昨日はまっすぐ帰宅してしまいました。それで、本日の夕方から、いよいよ私の熱狂の日の始まりです。

今年、最初に聞いたのは展示ホールでのフリーのステージで、有料公演にも出るムジカーシュという、おじさんばかりのハンガリーの4人組の弦楽のグループの演奏でした。東欧が舞台の映画で結婚式で皆が踊るようなうきうきする曲の演奏でした。会場からは手拍子が自然に湧き、観客ものりのりでした。

次は、東京国際フォーラムの道路を挟んだ向かい側にあるよみうりホールでのボリス・ベレゾフスキーさんのピアノのリサイタルです。思えば、私は毎年、このホールでベレゾフスキーさんのピアノを聞いています。

本日の曲目は、
ラヴェル : 夜のガスパール
第1曲 オンディーヌ
第2曲 絞首台
第3曲 スカルボ

ラフマニノフ : 13の前奏曲 op.32より
第2、3、4、5、9、12番

アンコール
プロコフィエフ : ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 op.83 「戦争ソナタ」から 第3楽章

いつもながらの安定した演奏でした。あんなに大きな手で演奏しているのに、煌めく様な繊細な音が紡げるのは不思議です。演奏しているというより、普通に息をしているのと、なんら変わらない感覚なのでしょうか。10本の指で鍵盤を叩いているのではなく、鍵盤を手で撫でている様にすら見えます。奏でる曲の繰り広げる世界にどっぷりと浸る思いです。しばし、現実から遊離した時間を過ごしました。

今日の3つ目のステージは、またしても展示ホールでの無料公演で、洗足学園音楽大学サクソフォーン・オーケストラの演奏でした。名前のごとく、金管楽器のみ、ハープが1台だったようです。2曲やりまして、2曲目の「白鳥の湖」は気持ちよく、心地よい演奏でした。

LFJは、演奏者も有料公演に出るプロの演奏家から、サービス・ステージに登場するアマチュア演奏家まで幅広い演奏家が登場するのも楽しみの一つです。要は、誰でも音を楽しむ活動の日であると言うことなのでしょう。

さあ、明日も音楽祭は続きます。