ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

砧公園で迷子になる

本日、世田谷美術館に出かけまして、砧公園で迷子になりました。
 
世田谷美術館は砧公園の中にあるのですが、とにかくこの砧公園が広大。いつもなら、駅の近くのスーパーで食料を買って、公園のテーブルやベンチが設置してあるピクニック・エリアでランチを取るのが、この美術館へ行く際の楽しみの一つでもあります。しかし、そうだったデング熱。蚊に刺されないようにしなくっちゃ、蚊がいそうな所でお昼を食べるなんて危険極まりない行為だと、今回はあきらめて、公園の中央入り口から美術館へ直行しました。
 
今回、久しぶりに行ってみたら、用賀駅から美術館までの直行バスが出ていました。私は、駅から公園までの遊歩道を歩くのが好きなので、いつもどおり歩いて行きました。公園入り口から美術館まで、結構な距離があります。不思議なもので、行きは結構すんなりいつも行けるのです。
 
しかし、問題は帰りです。私はこの美術館に何度も行っています。それなのに、前回は公園内で迷子になり、しばらくさ迷いました。夕方になってしまい、心細い思いをしました。
 
そして、今回。今までに無いくらい徹底的に迷子になりました。今までいったことが無い場所に行ってしまうのです。犬の散歩用の道とか、ランニング用の道とかあるのを初めて知りました。そして、やっと出てみれば、「西口」。あれっ ? 入った所に出たいのに。また、延々歩いて美術館まで戻って、別の方向に向かって歩きましたが、「あら ? ここはさっき通った所では ? 」このまま行くとまた「西口」に出てしまいます。「西口」と言うのは、私が入った「中央口」のほぼ反対側で、バスが通っていても用賀駅行きではなく、別の駅に行くのです。あたりは暗くなってきて、いささか心細い状態です。私はえんえん砧公園の中から出られないのかしら ? これは困ったとうろうろ。たまたま通りかかったご近所の方らしい親子が「大丈夫ですか ? 」と声をかけてくれたので助かりました。その方に教わったとおりに歩いて、美術館の裏に出ました。
 
こんな所に出口があったなんて知りませんでした。この出入り口の近くまで、駅直通のバスが来ているようです。すこし先にバスが止まって待っていましたが、すでにかなりぎっしり人が乗っていたので、歩くことにして、公園の脇に沿って延々歩くと、私が入ってきた出入り口が見えてきました。ここまで来れば、もうよく知っている道なので一安心です。
 
世田谷美術館の後、六本木の国立新美術館へ行こうと思っていたのですが、思わぬ所で余分な運動をしてしまいぐったり。そのまま帰宅いたしました。それにしても、蚊に刺されないように、と気をつけていたにも関わらず、どっぷりと蚊がいそうな空間を歩く回ってしまうとは、こういうのを「マーフィーの法則」と言うのでしょうか。
 
とにかく、砧公園から無事に帰還できて良かったです。公園で遭難していたのではカッコ悪るすぎですから。幸い、あんなに公園内を歩き回ったのに、蚊には刺されませんでした。

イメージ 1