今日は会社帰りに、現在大丸東京店で開催中の「第86回 世界の酒とチーズフェスティバル」に行ってきました。毎年秋に開催されるこのフェスティバルは、私のお気に入りでお出かけ恒例行事です。今では年に数回やっているようですが、私が足を運ぶのは秋のみです。このフェスティバルに行くと、私の中で「秋になったな」と感じるのです。
このフェスティバルも私が始めて行った10年くらい前には、規模がもっと大きく、大々的なイベントという感じでした。出展しているお店の数も多く、全てのお店を覘ききれないくらいでした。年々規模が小さくなっていくような気がしますが、それでも毎日200種のワインの試飲が出来、その場で購入できるのは魅力です。
そして、ワインだけでなく、ワインのお供であるチーズやドライ・フルーツ、生ハム、オリーブなどの食品もあり、こちらも試食して購入できます。ワインだけでなくビール・コーナーも小さいながらあります。
さらに、各お店で、ワインのプロであるソムリエやワイン・アドバイザーの方から色々ワインのお話や情報が聞けるのも楽しく、また来ているお客さんたちとの情報交換も楽しいのです。
今年はワインの単価が ￥2,500以上 ￥5,000 くらいのものの試飲が多かったように感じました。普段、もっとお手ごろワインしか家で飲んでいないので、たまにこういう機会があると嬉しいです。たまにはいつもよりちょっと上の価格帯のものを飲んで味を知るのもいいです。
最初に行ったイタリアのお店でバローロをいくつかご馳走になりました。どれも美味しかった上、ワイン・アドバイザーさんがとても説明上手、お話上手で楽しく情報も仕入れることができました。アメリカのワインのお店で頂いたカベルネ・ソーヴィニョンとメルローを2種類ずつとオーストラリアのワインも美味しく、ここのも購入候補として心に刻んで次へ。
ポルトガルのお店で、私の前に2本購入した女性がいて、「そんなに美味しかったんですか ? 」と尋ねたら、「シェリー酒なんです」とのこと。早速私も試飲させていただいたところ、甘くて美味しいのです。アップルワインのような甘さで、デザートにもピッタリ。アイスクリームに垂らしたり、パウンドケーキとかにチョロッと垂らしても美味しいと思います。お店の方が、次々と色々なシェリー酒を勧めてくれるまま、色々試しました。男性1人、女性2人の3人組みが試飲に加わりました。男性はシェリー酒好きらしく、女性陣に色々シェリー酒について説明していました。その方が言うには、シェリー酒は幅が広いとのこと。なるほど、私がご馳走になったのも甘いのからさっぱりとして辛口のものまで色々でした。結局、最初に試した甘いのを購入しました。なかなかシェリー酒を試す機会が私の生活にないので、今日はいい機会となりました。シェリー酒デビューしちゃいました。
丁度、チリのワインを扱っているお店で試飲中に「あと15分です」とのアナウンス。20:00で終了とのこと。その段階でまだ1本もワインを決めていなかったので、大急ぎで買わなくては ! チリのワインが美味しかったのと、お手ごろ価格だったので、もうあーだこーだ言っている暇もなく、購入することにしました。
1時間足らずでの駆け足での試飲だったため、今日はベロベロになることもなく、しっかりした足取りで帰宅できました。イタリアのお店で飲んだあれも買いたかったな、とか、アメリカのお店で飲んだあれも買いたかったのに、とか、後ろ髪を引かれる思いはあるのですが、まぁ、仕方ない。
このフェスティバルも明日まで。もっと早い時間に行ければチーズやハムも見られたのにな～、ビールのコーナーもあったのにな～と、いささか心残りでは有りますが、今年も楽しかったです。来年も行きます。
とりあえず、乾杯 !!
