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従兄弟の葬儀

今日は従兄弟のお葬式でした。

9:45までに昨日お通夜をしたメモリアルホールに集合がかかっており、Kさんの妹夫婦が今回も車に乗せて行ってくれました。

11:00から葬儀と聞いていたので、てっきり先に火葬場に行くのかと思っていたのですが、いつになっても動きがなく、本日の予定表を手に入れて来た人に見せてもらったところ、なんと火葬と集骨は最後で、現地解散です。そして、10:30から葬儀、告別式、初七日法要と続き、出棺、火葬場です。

いつもと違う順序に面食らいましたが、葬儀場の都合とか火葬場の混み具合とかでしょうか。

10:30からお坊さんがみえて葬儀が始まりました。昨日も話題になっていたのですが、今回のお経は初めて聞くものでした。母の親戚でも本家筋はいつものお寺さんのお坊さんがみえると思っていたので、別のお寺さんのお坊さんだったのも意外でした。Kさんの奥さんの実家がこのお寺さんの檀家なのだそうです。臨済宗妙心寺派との事で、禅宗のお経だったので、聞いた事がなかったのかもしれません。最後に「喝!」と喝を入れていました。

葬儀、告別式、初七日法要とお坊さんのお経と、参列者によるお焼香が続きます。初七日法要でKさんの兄にあたる人の挨拶がありました。彼は惣領として親戚中の法事で活躍して来ましたが、今回の法事は一番辛かったようで、挨拶の途中で感極まって泣き出してしまいました。彼よりも2歳下の弟が先に亡くなってしまった、しかも病気が分かってから1年もしないうちにあっと言う間に亡くなってしまった事に対して辛く悲しかったのでしょう。

出棺の際のお別れの時に、結構皆泣いてしまってズルズルしていました。Kさんはまだ63歳で、もう少しで誕生日だったのです。今の時代、60代の死は早過ぎます。

火葬場で最後のお別れをして、荼毘に付されました。お坊さんが最後のお別れの際も立ちあっていらっしゃいました。

集骨までの待ち時間に会食がありました。

集骨の際に提示された骨はしっかりしていて量が多く、骨壷に入りきらない位でした。しかも、形がくっきり残った状態で骨になっていまして、標本で見る様な背骨の丸い骨や、太くて長い大腿骨、足の指の骨や手の指の骨も、きちんと残っていました。病気で長患いの人の骨は黒かったり色が着いているとよく聞きますが、真っ白な骨で、いかに病気の進行が早かったかを窺わせます。闘病期間が短かったので骨が白いのかもしれません。

骨の量が多く骨壷に入りきれないので、係りの方が2度、ギュッギュッとつぶして、なんとか頭頂部の骨まで収まりました。

あんなに大柄だった人が骨壷に収まってしまうのですから、人間も変容するのですね。

火葬場で解散となりました。私達はKさんの妹夫婦の車に便乗する事になっていたのですが、従姉妹がKさんの家に寄ってお線香を上げたいと言い、途中で寄る事になりましたが、行ってみるとまだ葬儀屋さんが祭壇を設え終えてないので、斜向かいのKさんの兄の家で休ませてもらい、出来た頃に皆で立ち寄ってお線香をあげました。この従姉妹はKさんの妹で、やはり今回のKさんの死はショックだったのでしょう。

従姉妹夫婦に送ってもらい、生家に戻りました。

梅雨なのに2日とも雨に降られず、お葬式をするには良かったです。

Kさんは昨年の夏の検診で引っかかり、再検査に行けた10月に、胃癌だと診断され、12月に入院して手術をした時には、既に手遅れと宣告されました。その後自宅療養をしていたそうですが、5月に入院、緩和ケア病棟に移動して闘病していたようです。

健康診断は大切だなとつくづく思いました。60代の死は早過ぎるし、やるせない気持ちになります。

Kさんにはよくして頂いて、感謝の気持ちと、もうKさんは居ない寂しさでいっぱいです。

Kさんのご冥福をお祈り致します。

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