オリンピック、フィギュア・スケート男子、フリーの日でした。
終わってみればすごい事になりましたね。
羽生選手が金、宇野選手が銀を取りました。銅メダルはスペインのフェルナンデス選手。
昨日のショートで17位と出遅れたアメリカのネイサン・チェン選手は、フリーで4種類の4回転ジャンプを6つ飛んで5つ成功し、一挙に1位に躍り出ました。技術点では今回最高得点だったのではないでしょうか?
私は残念な事に、見てはいたのですが、病院のアレンジをごちゃごちゃとしていて、目に写っているのに見えていない状態で、なんだか分からないうちに終わってしまったのです。
一通り手配が終わって、さあゆっくり見られるとなったのは、アダム・リッポンのあたりから。
最終グループの演技はじっくり見られました。
羽生選手は思った程、技術点が伸びず、ドキドキしましたが、演技構成などもあり、滑り終わった時点で暫定1位に。
続くフェルナンデス選手の「ラ・マンチャの男」は、彼にとてもあったプログラムだと思います。フェルナンデスの「ラ・マンチャの男」は実にいい。2位に付けました。オーサー コーチの教え子2人が金銀かも・・・。
最後に出てきた宇野選手は初めの4回転で転んでしまって、ハラハラしたものの、彼は実に落ち着いていました。3位に食い込むかな、と思ったら、なんと銀メダル獲得 !
日本勢が金銀獲得も快挙ですが、羽生選手の66年ぶりの金メダル連続制覇と言うのもすごいです。
メダルを獲得した選手には、おめでとうと、楽しませてくれてありがとうと言いたい。
メダルを取れなかった選手の方々も、素晴らしい演技をありがとうです。
オリンピックは個人、国の闘いであり、自分自身との闘いでもあるのでしょう。メダルに手が届くような順位にいなくても、個人の記録更新があったり、自分で納得のいく演技が出来たりと、感極まって涙ぐむ選手が結構います。それだけ大きい舞台なんだろうと思います。
今回、メダルを逃したネイサン・チェン選手、4位のボーヤン・ジン選手、まだ18歳と20歳。次のオリンピックでは、更に強くなってメダルを取りに来るのでしょうね。今回の悔しさを糧にして。
男子シングルは終わりましたが、まだまだフィギュア・スケートの競技はあるので、楽しみは続きます。
羽生選手、宇野選手、フェルナンデス選手、本当におめでとうございます。
思わずテレビ画面を撮影。