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中央区まちかど展示館

東京都中央区には「まちかど展示館」なるものがあります。街中にあるちょっとしたスペースに中央区の歴史や文化を展示したものです。

お勤め先の小伝馬町は江戸時代は牢屋敷があった場所で、その関係の展示をしている場所もあります。

また、日本橋界隈は薬の街だそうで「くすりミュージアム」もあります。そう言えばこの近辺は製薬会社が幾つもあり、東京薬業企業年金基金の事務所もあります。

今日は思い立って、お昼休みに扇屋さんの「伊場仙浮世絵ミュージアム」に行ってみました。

スペースはあまり広くはないのですが、手前のスペースに歌川国芳らしき浮世絵が何点か飾られていました。

定期的に展示が変わるようで、今は「中学同窓二人展」というのをやっていて、「竹工芸・竹絵」の猪瀬義宏さんと「陶芸」の中澤健三さんの作品が展示されています。どちらも初めて見るもので、その作品には驚きました。

「竹工芸・竹絵」は竹を使って作った立体的な絵で、一見彫り物の様に見えます。竹の色々な部分を加工して様々な質感を出す事に成功していて、牡丹の花やシジミ蝶、葉っぱなど、とにかくお見事です。1点作るのに2ヶ月程かかるそうです。

「陶芸」の方は「木葉天目(このはてんもく) 」と言う作品を研究して作り出したそうです。器に木の葉の葉脈が浮かび上がる焼き物で、幻想的で美しい作品となっています。

本日伺った際は、作家さんが居らして説明してくださいました。

面白いものを見られたなという感想を抱きました。入場無料ですので、日本橋小伝馬町界隈に来らしたらちょっと覗かれるのをお勧め致します。

中央区には22の「まちかど展示館」があるようで、多分皆無料だと思います。色々なテーマの展示館があるので、あちこち覗いて見るのも楽しそうです。詳しくはホームページがあるので、そちらでご確認下さい。

私としては、「くすりミュージアム」と小伝馬町牢屋敷の展示は時間がある時にぜひ見てみたいと思っています。もっと早く、勤め先の近くにこういう場所があるのに気がつけば、あちこち行けたのにと思います。

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