地下鉄日比谷線の小伝馬町の駅を出たすぐの所に、梅花亭という和菓子屋さんがあります。
私は9:05位にいつもその前を通るのですが、いつも閉まっていて、このお店はやっているのだろうか?と思っていました。
15日(金)の昼過ぎに行ってみたら、お店が開いていたので、早速寄ってみました。
物凄く狭いお店です。客が入れる部分は1/2畳位で、カウンターの向こうでも1畳位。
お店は10:00~17:00だとかで、どうりでいつも閉まっていたわけです。
このお店も老舗で、なんと嘉永3年(1850年) 創業だそうです。色々、話題のお菓子がある様です。
お菓子は他で作ったものを配達の方が運んでいるようで、丁度きんつばが来たところでした。
何を買おうかな~。
今まで、小伝馬町の2つの和菓子屋さんで、どら焼きを買ったので、ここでもどら焼きを買うつもりでした。あとは届いたばかりのきんつばと、お店の方お勧めの「みかさやま」を買いました。
こちらのどら焼きは「銅鑼焼」と書き、現在の一般のどら焼きとは形が違うのだとか。
どれどれ、まずその銅鑼焼を食べてみましょう。こちらの銅鑼焼は、皮が極薄く、2枚の皮の端がピッタリとくっついています。2枚の皮で、他の店の1枚位です。その皮の中に餡が敷かれて入っています。甘さは控え目で、ペロッと食べられます。これなら3つくらいいけちゃうかも。私は、どら焼きは好きなのですが、通常のものはお腹に溜まるので、1時に1つがせいぜいです。
きんつばは一口サイズです。こちらも甘さ控え目でしつこさがありません。口が大きい人は3つくらい一度に食べられそうです。
お店の方お勧めの「みかさやま」は青えんどう豆の若草色餡が入ったお饅頭です。こちらも皮は極薄い作られています。
このお店のお菓子は皮の部分は薄く、餡は甘さ控え目な上品な甘さが共通しているようです。小ぶりで幾つでも食べられそう。お年寄りから甘い物を控えている方のおやつまで、物凄く合っていると思います。
お店の方によると、毎年べったら市の2日間だけ売る「喜利羊羹(きりようかん) 」「切り山椒」と言うお菓子があって、この時だけは夜の8:00までやってますとの事でした。
お菓子の種類が多く、よく新聞などでも紹介されているお店のようです。
どのお菓子も美味しく頂きました。また、買いに行きたい。年に2日のみのお菓子も食べてみたいです。