ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

箱根 星の王子様ミュージアムを訪ねる

箱根に行きました。3月末で星の王子様ミュージアムが閉館するので、一度行ってみたいとかねてから思っており、今回は妹と箱根に行く事になりました。一泊してあちこち回りたいなと思っていたら、「日帰りで」と妹に却下され、日帰りに。2月に北陸地方に行ったばかりなのにまた泊まりの旅行なんて金がかかりすぎる、という事でした。そりゃそうだ。

と、いう事で、7:42に赤羽を通る小田原行きに乗る予定でしたが、6:28に本庄駅を出るはずの妹から直前電話があり、いつも買えるのに機械が作動せず、また窓口はやっていなくて「のんびりホリデー切符」が買えなかったので、どこかで途中下車して買えないか、との事。えっ!そんなぁ。で、調べてみたら、赤羽から先は結構小田原まで乗り換えなしに行く列車があるのです。そこで、赤羽で一旦降りて清算し、赤羽駅の券売機で「のんびりホリデー切符」を買う事にしました。それで、赤羽を少し遅れて7:51の熱海行きに乗り、小田原10:30着。そこからは箱根登山バスが10:45にあるはずなので、それに乗る予定でしたが、行ってみると、バス乗車の係りの人が「次は11:10です」との事。事前に調べた時間表では10:45があるはずなのですが、ありませんでした。このバスに乗ると星の王子様ミュージアムまでは直に行けるのですが、バスはかなり混んでいました。途中降りる人があまりなく、なんとほとんどの人は星の王子さまミュージアムで下車。1160円でした。

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あ〜、やっと着いた、と思ったら既に長蛇の列で駐車場をぐるっと回り込んだ所に「こちら最後尾」のプラカードを持った人がいました。チケット購入まで1時間待ちだとか。とにかく並びます。途中、前売り券を持っている人は別ラインになり、先に通されました。当日券組はじっと待ちまして、それでも12:00前にはチケット(大人1600円) を購入。お腹が空いたので先にレストランでランチを済ます事になり、チケット売り場併設のレストランへ。こちらも待っている人が椅子にかけて並んでいました。手前の男性が親切に、「お昼の分はもう終わってしまって、今からだと15時からのお茶の予約だそうですよ」との事。

うわぁ!諦めてパパっと回って、外の蕎麦屋にでも行きましょうと園内に入ると、まぁ!こんな所なのか!

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フランスの街並みが突然出現しました。どこもかしこもフォトスポット!お洒落な街並みは「星の王子さま」の物語に登場する銀行家の銀行やあれやこれやが並んでおり、所々に登場人物のオブジェがあります。展示室に入ろうとすると、ここでまたしても長蛇の列。「象を呑み込んだウワバミ」の形の花壇の周りを30分以上は並びました。


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展示は映像が見られるお部屋があり、その手前を隣に行くと階段を登った2階からスタート。ここでもすぐに入れなくて、しばらく待たされました。展示は作者サン・テグジュペリの生涯を辿るもので、多数の写真や直筆の手紙、後の「星の王子さま」を彷彿させるキャラクターの落書きなどが見られます。サン・テグジュペリは飛行家としては知っていたものの、貴族の家に生まれたとか、作家としてデビューするまでについては知らなかったので、なかなか興味深い展示でした。恵まれた子供時代、挫折の経験、空を飛ぶ喜び、その中で生まれた素晴らしい友人達との友情、作家になって、など、サン・テグジュペリの生涯をなぞる事で「星の王子さま」に行き着く様子がよく分かります。

展示室の後は、とにかく何か食べたいので、カフェはどうかと並んでみたものの、メニューの確認に行った妹が、「パンしかない」との事で却下され、急いで回ってやはり蕎麦屋に行く事になりました。ここからは早くて、教会は並ばなくても入れ、井戸の隣の王子様と共に写真を撮ってもらい、( ここも並ばずに済みましたが、その後から長蛇の列ができていました) 、長蛇の列が出来ているショップは覗かず、もうどんどん出てしまいました。

星の王子さまミュージアム」の思い出はとにかく行列したことです。パンフレットにスタンプを押すのも長蛇の列です。フォトスポットでの写真撮影もすぐに列が出来てしまいます。ショップはここを訪ねる人たちのもしかしたら1番の目的かもしれませんが、残念ながら寄りませんでした。

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📷 下。白黒写真ではありません。こんな天気だったのです。

前日が雨だったとは言え、天気予報では晴れのはずなのに、どんよりと曇り、最高気温13℃で、冬物を着てきてよかったと思いました。この冬一番手袋の出番が多い日でした。とにかく箱根は寒いのです。

星の王子さまミュージアム」と道路を挟んで反対側にいくつか飲食店があり、最初に飛び込んだ店はランチタイム終了、次は「準備中」3件目の蕎麦屋がやっていて、入れそうながら、外で待つように言われました。ここでも行列で、私達は4番目。2組は店内に入れてもらえて、3番目以降は外で寒さに震えながら待ちました。しかも、その後私達の後にここでも行列ができました。

やっと入れた店で、食べたいものが決められず、この辺りは自然薯が名物らしいと自然薯付きの山菜そば(温) を注文しました。( 1,500円也) この店、急に混んでしまったのか、フロア係のおばさんがてんてこ舞いです。水、お茶、おしぼりは中々出ず、申請しないと持ってきてもらえません。それもしばらくは来ません。あまりに寒かったので、温かいお茶を頼んだのですが、いつまでたっても来ないし、注文では温かい蕎麦を注文しているのに「冷たい蕎麦ですね」と確認する程。死にそうに寒がっているのに誰が冷たい蕎麦を注文しますか?奥のお座敷席だったのですが、座布団もないのです。オイオイ、大丈夫か? いつもはここまで混まないのでしょうね。お店の方は頑張っているのはわかるのですが、なんだか寄ってしまったこちらが悪いような気がしてくる店でした。

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自然薯付きの山菜蕎麦(温) は美味しく頂きました。自然薯を食べたのでお腹がいっぱいで、この後空腹を感じずに過ごしました。14:00過ぎにランチだったので、妹が突然空腹のところ食べ物が入って来たので腹痛を起こしましたが、歩いているうちに腹ごなしになるから、と歩いて移動。

徒歩8分のところにラリック美術館があり、行ってみたら16:00に閉園、その時15:30でした。そこでレストランでカフェ利用することにしました。こちらのケーキは入り口外のショーケースに並んでいて、そこで注文して番号札をもらい、テーブルで出しておくと運ばれて来ます。妹はベリー系の色鮮やかな「アリア」、私は「キャラメルノア」を頂きました。ケーキはどちらも520円、木のトレーで供されます。このケーキ、小ぶりですがクルミがゴツゴツと入っていてコクがありとても美味しかったです。「アリア」を食べた妹は「甘酸っぱくて美味しい」との事。妹は紅茶を頼んだのですが、この日は沢山ある種類の殆どがなく、ダージリンアールグレイ、あとなんとかという紅茶の3種類しかなく、しかも先に妹が指定したオレンジペコなどは880円なのに対して550円でした。ポットで供されるので、2.5杯くらいあります。むしろ良かったと妹は言っていました。私はコーヒー(550円)を頼んだのですが、コーヒーはイマイチでした。入り口に近い席で、開けっ放しのドアから風が入って来て寒かったです。もっと違う席ならもっと良かったのに。この美術館にはオリエント急行のカフェがあり、一応最初に尋ねてみたところ、そちらは予約のみとの事でした。入り口でパンを売っており、ひっきりなしにパンを買いに来る方がいました。私も翌日のご飯にカレーパン(340円)とフルーツロール(380円)を購入。こちらのはサイズが巨大で、イートインもできるみたいです。隣の席の60代らしいご夫婦はカレーパンとコーヒーを食べていました。


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ショップも16:00に閉店してしまっていたので、なにも買えず。先にショップを覗くべきだったかも。16:35にはラリック美術館を後にしました。

バスで強羅駅まで行き、登山電車にのって箱根湯本へ。なにせ土産をなにも買えていなくて、せっかく箱根に行ったのに、という事で、箱根湯本ではお土産を購入。蒲鉾店でさつま揚げのような野菜入りの蒲鉾のセットを、隣の大型土産店で梅干し「まろやか干し梅バラ」を買いました。

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📷 あと2週間くらいで満開になりそうな山肌が淡いピンク色に染まっています。箱根登山鉄道の車窓から撮影。

そこから一路帰途に着いたのですが、小田原の乗り換えで、なんと高崎行きが20分遅れていて、しかも始発の為それに乗りました。トラブル続きの箱根旅行でしたが、最後の最後でラッキーがやって来ました。これに乗れば乗り換えなしに妹は本庄まで帰れるので楽です。寒いは空腹だは行列だはで満足度が今回は低い旅となりましたが、次回はお泊りして温泉に入って観光地を巡りたいと思ったのでした。箱根は行きたい所が沢山あって、1日では回りきれない場所だなとつくづく思いました。

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📷 お土産。左側、パン2つ。真ん中、野菜入り蒲鉾。右、干し梅。