ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

直島、栗林公園、新旧の美を堪能した3日目

香川旅行も3日目。今日は天気にも恵まれ、直島へ行きました。フェリーで約1時間、次々と現れる島の風景にワクワクして沢山写真を撮りました。

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直島はアートの島として有名で、美術館が集まったいるエリアをバスで目指す予定でした。フェリーを降りてすぐのはずのバス乗り場が見つからず、降りた時はこれから乗船する人の長い列があり、場所がわからずうろうろしている間にバスに行かれてしまいました。次のバスまで40分。これはどうしたことが!歩いちゃう?30分ほどで地中美術館に行けるそうです。フェリー乗り場にいた方に尋ねたら、歩くと結構あるから次のバスを待った方が良いのでは、との事。バスの時間まで埠頭にある巨大な赤かぼちゃを見に行き、写真を撮ったりして過ごしました。この島には赤かぼちゃと黄かぼちゃの2つの草間彌生さんのかぼちゃがあり、島のシンボルのようになっています。地中美術館は事前予約が必要なことにここで気付き、インフォメーションで尋ねたら、予約した方が良いとの事。この日の余りがあれば当日でも入れるらしいです。何と、舐めていました!田舎の美術館は予約なしでも入れる事が多いので、てっきり当日でも大丈夫だとおもっていたのですが、確かにこの島は「アートの島」でした。やれやれ。バスが来たのでとりあえず出発。

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📷 3段目右、かぼちゃの穴から見た風景。

つつじ荘という所が町内のバスの終点です。因みにこのバスは運賃100円。ここで美術館を結ぶ無料のシャトルバスに乗り換えます。まず、一番手前がベネッセハウス。ここで下車。


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ベネッセハウスミュージアムはこちらの館内と徒歩で12分くらいの所にあるヴァレーギャラリーが見られます。入場料は1,300円。こちらで見られる作品はコンテンポラリーのインスタレーションです。好きな人にはぐっと来るのかもしれませんが、私はコンテンポラリーもインスタレーションもさしたる関心がないので、もっと気楽に肩の力を抜いて見て回りました。実はここで一番気に入ったのは風景、というか環境です。晴れた空が美しい、渡る風が涼やかで、なんて良い所だろう!と思ったのです。自然の力や偉大也。2階にお土産コーナーとカフェがあり、オープンエアで自然を楽しめます。マンゴージュースを頂きました。草間彌生さんのかぼちゃのイラストが配された瓶で供されました。で、思ったのです。もう、あーだこーだ言ってないでリラックス、リフレッシュ!ただこの自然や風景をボーっと楽しめればもう良いのでは。アートのナンジャカンジャはどうでもよくて、あっ、そこにあったのね、みたいに捕らえられればそれでよし。へーっ、ちょっと面白いじゃないの、と感じられれば、もうそれで良いのです。あるいは、なんだかなぁー、たいしたことないなぁーでも良いし。囚われるのをやめる体験であれば、それこそがアートなのでは。そしてそんな風になんでも包み込んでしまえる環境がここなのかなぁと。

とにかくカフェで、鶯の声を聞くのも楽しいし、風に吹かれるのも良い気持ちだし、好きに写真を撮るのも嬉しい。ベネッセハウスで一番の展示はここかもしれないと思います。

お隣のお土産コーナーで、草間彌生さんのかぼちゃがデザインされた手ぬぐいを2本と多分この島のアイコンは猫なのか、猫のイラストの風呂敷を購入しました。草間彌生さんのファンではないのですが、不思議とかぼちゃをデザインしたスカーフや手ぬぐいのポップでお洒落なこと!不思議です。オリジナルよりもむしろお洒落なのですから。白地に赤い線でかぼちゃが描かれたものは妹に、黄色い地にかぼちゃが描かれた物は私ようのお土産です。これ、マフラーやストールのように使おうと思います。


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ベネッセハウスには徒歩12分くらいの所にプァレーギャラリーなるものがあり、山道をぶらぶらと歩いて行きます。草間彌生さんの「ナルキッソスの部屋」という展示があり、パチンコ玉の大きいようなボールが所狭しと部屋でも池でも並んでいます。その銀色の球面に見ている人が写りこみます。だからナルキッソス?広い土地にこの作品、贅沢な土地の使い方です。


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ヴァレーギャラリーの向かい側に「李禹煥 ( リ・ウファン ) 美術館」があります。こちらも広大な土地に様々なオブジェが置かれていて、訪れた人々がポーズをつけて写真を撮っています。置かれているオブジェは石や鉄板など。一通り見て回ってから建物の中を見るべく入場料1,050円を払って中は。えーと、何を見せられているのか私には分かりませんでした。5分くらいで見終わってしまいました。こういうのが好きな方にはたまらないのでしょうが、私には全く意味不明な展示でした。


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予約をしていないので入れないのは分かっているのですが、地中美術館へ行ってみようと歩きました。10分ほどでチケット売り場が出てきて、本日は残りがないとの事。そこからしばらく歩くと地中美術館なのですが、門番がいて建物すら見えないのです。あ〜、せっかく来たのに残念です。つつじ荘まで戻ろうとしたものの、なんと12時台はシャトルバスが無いのです。仕方がないのでトボトボと山道をハイキング。ベネッセハウスまで戻ったものの、つつじ荘まで10分くらいなので歩きました。歩いてみて新たな発見がいくつもありました。シャトルバスでは見落としていた展示物がいくつもありました。小道を降りたら展示物、その向こうはビーチという事も。はぁー、これこそがこの島の楽しみ方なんだなぁと思いました。つつじ荘近くに草間彌生さんの黄色いかぼちゃのオブジェがあり、大変な人気者となっていました。


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町営のバスで農協前まで出て、ANDO MUSEUM を見て帰ろうとおもったのですが、見つからない。延々とうろうろした挙句見つけたら、なんと休憩時間で再開は14時から。もう、どっと疲れたので本村ラウンジ&アーカイブで休憩してバスで宮浦港まで。帰りのフェリーは順調に乗れました。

もう、ここまでで本当によく歩いた。バスから降りる時転んでしまって、膝がヒリヒリしているし、思いの外早く高松市に戻れたのでホテルに荷物を取りに行き、駅のロッカーに入れ、やっと栗林公園です。 


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栗林公園へ行くのはバスが便利です。JR栗林公園北口から徒歩3分が便利そうですが、とにかく電車の本数が少なく、不便。バスは駅の左手に市内のバスのターミナルがあり、4番と5番が栗林公園行きです。4番は市内循環のばすで170円、5番は240円で行けます。

栗林公園は今の季節は19:00まで開いていますが、17:00頃からお休み処のお店がどんどん閉まっていきます。16:30頃に到着。スタンプラリーをやっていたので、それを目安に広大な園内をうろうろしました。ちょうど菖蒲が見頃でした。何の知識もないまま行ったのですが、この公園は全て松で構成されているのだとか。なるほど、松ばっかり見ているわけです。庭園内にはお休み処が沢山あり、また、トイレも沢山ありました。面白いことにインバウンドのお客さんは中国、韓国を始めとしたアジアの人は結構いたのですが、欧米人は見かけず、直島はむしろ欧米人が多く、アジア勢はせいぜい韓国人くらいしか見かけませんでした。見事に好みが分かれている気がします。フランスのグリーンガイドか何かで、「わざわざ行く価値がある」の星が3つもついた公園らしいです。でも、松ばっかり。思いの外早くに周り終わり、17:30には外に出ました。なにせお尻の時間が決まっているのとバス移動の為、時間がちょっと不安なので、何事も早目に切り上げてしまいます。


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駅に戻ってから、今回の旅行最後のうどんを食べにめりけんや さんに行きました。夕方の早い時間だったので、大して並ばず、すぐに注文。ぶっかけ、小、冷、さつまいもの天ぷらとお揚げの煮たのを頂きました。じゃこ天とお揚げと悩んだのですが、お揚げの巨大さに負けました。香川県に来て関東とお揚げのサイズが違うのに驚きました。

めりけんや さんのうどんはしっかり目でコシがあり、関東で食べている讃岐うどんと似た感じです。ぶっかけはレモン、大根おろしがトッピングされていて、好みでネギと揚げカスを乗せられます。私の場合はお揚げもさつまいもの天ぷらも全部乗せです。ここのは食べ慣れた味と言いますか、もう単純に美味かった。ご馳走さまでした。


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この後はお土産を買って帰ります。香川県、ありがとう。楽しい旅でした。