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朝ドラ「まんぷく」最終回 心もまんぷく

NHK朝の連続小説「まんぷく」が、ついに大大円。

朝ドラはここ何回か、出来の悪いドラマが続いたので、結構期待して見始めたのが「まんぷく」でした。シナリオライターが信用できる人なのと、即席ラーメンを開発する話、という事で楽しみでした。

そして、実際とても面白い良質なドラマでした。毎朝楽しみだったし、毎週ワクワクしました。

頑固ながら信じたらひたすら前進の発明家の萬平さん、ひたすら夫を助け、発明を推進する力となる妻福子。2人を中心に、キャラの立った周りの人達がドラマを盛り上げました。

いかにして即席ラーメンが開発され、世に出て認められる、さらにカップ麺が出来るのか。まるで企業ドラマのごとく、毎週壁が立ちふさがり、それを打ち破って前進していく様が小気味良く、それも割とふんわりと描かれて行くのがとても面白いドラマでした。

主演の安藤さくらさんは、このドラマの前までは割と変な役でばかり見ていました。「それでも生きていく」の農場で働くイヤ~な感じの女とか、脱力した役では「野田さん」の影絵部の副部長とか、「ゆとりですが、何か」の主人公の恋人とか、これはまあ普通の人の役でしたね。福ちゃんは、この人で正解でしたね。あのふんわりとした明るい感じがとても合っていました。

萬平役の長谷川博己さんは、この頃では萬平さんにしか見えないくらいです。来年の大河ドラマでは、また全く違った貌を見せてくれるのでしょう。

朝ドラ唯一と言われているヒロインの母、鈴さん。普通の朝ドラでは、ヒロインが途中で家を出るので、母親は途中で出なくてなるのですが、このドラマではずっとヒロイン夫婦と一緒。「私は武士の娘です」が口癖で、ヒロインたちを励ますというより、文句を言いながら、なんとなく巻き込まれて塩作りの会社では賄いのおばさんをやったり、ラーメン作りの実験に駆り出されたりと、いつまでも元気でいられるのは娘夫婦のおかげなのでは。演じる松坂慶子さんならではのふんわりしたかわいいお母さんでした。

あ~、終わってしまったと思うと寂しいですが、なんだか単発で続編とかあるのでは、とちょっと期待しています。

いいドラマをありがとうごさいました。

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実は今までチキンラーメンを食べたことがありません。この機会に試そうと購入しました。