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文学講座「シャーロック・ホームズの魅力とその愉しみ方」

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昨日、蕨市立図書館のイベント「シャーロック・ホームズの魅力とその愉しみ方」に参加して来ました。

今年は作者のコナン・ドイル没後90年なのだとか。講師はホームズ、ドイル研究家の新井 清司 氏です。新井 氏は日本シャーロック・ホームズ・クラブ、ベイカー・ストリート・イレギュラーズの会員だそうです。

集まったのはきっと皆ホームズ好き、ホームズファンの読者であろうと思われる老若男女でして、9割が女性、しかもシニア世代が多かったです。もちろん30代くらいの女性もいましたが、総体的に年齢層高めでした。

 

お話はホームズの作品をどう読んで行くと楽しいか、ですとか、作品が書かれた裏話などと、作者のドイルの人となり、どの様にしてホームズものが誕生したかなどでした。

ホームズと言えば「西のホームズ、東の金田一」と言うほど ( 私が言いました ) 、ミステリファン以外にも知られている探偵です。そのホームズものが実は9冊、作品数にして60作余りしかないことを初めて知りました。しかも殆どが短編。ホームズは登場したと思ったら、結構早くに滝に突き落とされて死んじゃてまして、ファンの要望で生き返ったとの裏話に驚きました。しかも作者のドイルは早々とホームズものを止めたかったらしく、別の歴史物などを書きたかったのだとか。後年は心霊主義者として活躍していたり、どんどんホームズから離れて行ったと言うのも驚きです。兄が妖精を描く画家で有名だったりと、なんだか濃い人物です。

 

講師の新井 氏が持参された本やポスターなど、講義室に展示されて、自由に閲覧できたのも楽しかったです。新井 氏の前には、ホームズのあの変わった形の帽子もあり、あ〜、ホームズだ〜と、嬉しいばかり。

新井 氏がロンドンで買い求めたカードを参加者はお土産にいただきました。数種類から絵柄が選べるのですが、やはり一番人気はホームズのお宅らしきお部屋のものでした。

 

約1時間30分、楽しい文学講座のイベントでした。蕨市立図書館では毎年1度、こういった文学講座を開いているのだそうですが、結構長く蕨市立に住んでいて、図書館を利用していたのに、私は今まで知りませんでした。

今年はホームズを再読してみようかなと思います。

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