ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

本の虫

図書館で半年待ちの本

今日は午前中は合唱練習。ついに指揮者がやって来ました。当日はオーケストラと共演します。ソプラノ、アルト合同の練習の後、男性陣が加わって全体練習をしました。お席を詰めたら、隣がソプラノの陣営になり、練習中、あ〜、お隣がキーキー言ってるなと言…

『フランキスシュタイン』はどこへ誘うのか

今年の年末年始にずっーと読んでいたウンベルト・エーコ著『バウドリーノ』を遂に読了。本日から新しい小説に取り掛かっています。 大好きなジャネット・ウィンターソンの新作が昨年翻訳出版されていたのを知って、先日図書館に行った際に探してみたら、きち…

気持ち的にはいつも青春

なんとお籠り4日目。今日こそは外出する予定にはしてはいたのですが、現実的には出来ず。だって、行きたくないのだもの。 ずっと家にいて何をやったいるかと言うと、何もやっていない。強いて言えば本を読んでいます。今一番やりたい事は、借りてきた本を読…

日常生活への帰還

今日はハローワーク川口に行きました。認定日だったのと、早期就職プログラムの面談だったからです。いずれにしろ午前中で済んで良かった。 帰りに川口のハローワークに行くといつも覗くスーパーがあって、本日はなんとかなり大きな白菜が1玉150円+税。これ…

「風が吹けば桶屋が儲かる」的な日

「薬がなくなる前に来るように」と言われていたので、本日は眼科へ行きました。前回、張り切って午前中の早い時間に行き、とんでもない混雑の中、えんえんと待ったので、今回は11:00台に着く様に出かけました。 本日はあまり待たされず、とてもスムーズでし…

本に埋もれたい

月曜日だから就活だ、と昨夜までは意気込んでいたのです。実際、今朝起床した時はそのつもりでした。 しかし、実際はダラダラと在宅していて、ひたすら本を読んでいます。何だか気乗りしない。 最近異様に本が読みたい。世間的には「読書の秋」なのでしょう…

女性蔑視のディストピア小説続編「誓願」

昨日あちこち行ったりやったりしたので、気持ち的には家にいたい。 今読んでいるマーガレット・アトウッドの「誓願」の世界観にこのところどっぷり。前作「侍女の物語」の続編で、描かれているのは極端な政教一致の国で生きる女性たちの話。今作は3人の視点…

読書の秋に北欧ミステリ

病院で頂いたお薬って効く〜!本日はものすごく回復しました。身体が軽い感じで、朝から家事もサクサク進みました。 21日(土) に図書館で借りてきたアーナルデュル・インドリダソンの「湿地」がサクサク読めて途中で止められず、他の事を後に回して一日中読…

この世界観は未来なのか過去なのか? M・アトウッド『侍女の物語』

今日は天気が悪かったせいか寒かった。このところずっとマーガレット・アトウッドの『侍女の物語』を読んでいました。 タイトルから時代物かな、なんて思っていたのですがさにあらず。これ、ディストピア小説でした。 突然勃興した宗教的な国家で、女性は財…

「ポーの一族」最新刊『青のパンドラ』

4月26日(水) に武蔵浦和の埼玉しごとセンターに行った帰りに、駅の中の本屋さんに寄ってみた。なんだかそろそろ新刊が出ていそうな予感がしたので。 で、出ていました!早速購入してすぐに読めると思っていたら、なんだかバタバタしていて、GWに入ってからや…

茨木のり子というカンフル剤

茨木のり子さんと言う詩人を最近偶然知りました。先日、図書館は行った際に何気なく女性雑誌をめくっていまして、茨木のり子さんの詩が紹介されていたのです。 「自分の感受性くらい」「わたしが一番きれいだったとき」「倚りかからず」が紹介されていました…

三部作遂に読了 希代の政治家クロムウェルの物語

先日、やっと三部作、計5冊の小説が読み終わりました。読み始めた時は三部作とは知らず、読んでいる途中で三分目の翻訳が出版されました。しかも図書館で借りて読み始めたら、1部目の上官を読み終えたタイミングで新型コロナ禍であらゆる公共機関が閉鎖され…

週末はトマス・クロムウェルと過ごす 小説『罪人を召し出せ』

ヒラリー・マンテルの『罪人を召し出せ』をついに読了。 これはヘンリー8世の右腕だったトマス・クロムウェルを主役に据えて、ヘンリー8世の時代のイギリスを活写した3部作で、第1部の『ウルフ・ホール』は上下巻、そこから第2部の『罪人を召し出せ』まで、…

年末年始に一緒に過ごす本

この年末年始に一緒に過ごす本が集結しました。この時期はどこの図書館も貸し出し期間が少し長くなったり、貸し出し数がいつもより増えたりという対応をします。通常使っている2つの図書館からこの時期を過ごす為の本を借りてきました。 今年の年末年始の休…

人々の再生の物語『冬至まで』

久々にどっぷりメロドラマの世界に浸ろうとロザムンド・ピルチャーの『冬至まで』を読んでいます。 タイトルに合わせて冬至までの時期に読もうと思って。 冬至とは一年で一番夜が長い日で、この日を超えると段々と昼が長くなります。物語は最愛の人を失った…

現代にも通じるテーマ パール・バック『大地』

夏から秋にかけてパール・バックの「大地」4巻分を読んでいました。先日、何とか読了。100年近く前に書かれた作品ですが、今の時代でも十分通じる問題を描いており、面白く読めました。 アメリカ人宣教師の父を持ち、人生の大半を中国で過ごしたバックがこの…

現代イギリスの事情を切り取って見せる『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

本屋大賞2019年ノンフィクション賞受賞のブレイディみかこ著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を現在読んでいます。 これ、良い!万人が読むことをお勧めします。 アイルランド人の夫と著者の間に生まれた中学生になる息子の「元底辺中学校」…

タフな女探偵のハードボイルド・ミステリ『クロス・ボーダー』

何十年も読み続けているシリーズがあります。アメリカのミステリ、女性の探偵V.I.ウォーショースキーが活躍するハードボイルド作品です。 このシリーズではヒロインはきちんと年を取っていくので、1作目の時と比べて使用する機材も変化。PCもスマホも作品…

読書計画を立てたものの

今週は土・日ともどこにも出かけず地元でまったり、と言うかグッタリ。昨日、月一で通っているクリニックに行ってお薬を貰い、その足でスシローに行きました。我が家からスシローまで徒歩で約20分。帰宅したら熱中症のようなふらふら状態で、しばらくドライ…

『燃えよ剣』新撰組の活躍を読む

先日、京極夏彦の『ヒトごろし』という小説を読みました。これは新撰組の「鬼の副長」と呼ばれた土方歳三の視点で描かれた幕末、新撰組の来し方行く末の物語で、大変面白く読みました。そうだ、現在の新撰組のイメージを作ったと言われる司馬遼太郎の『燃え…

土方歳三を描いた『ヒトごろし』

昨日までの夏日はどこへやら、今日は雨降りの上、2月の陽気に逆戻り。突然10℃も気温が下がると身体がついていけません。 京極夏彦の『ヒトごろし』という小説を読みました。上下巻1500ページくらいの長編。幕末に咲いた徒花、新撰組の来し方行く末を「鬼の副…

買っちゃいました!

買っちゃいました! 昨日、古本市で見つけた箱入りの2冊本、付録付きの『落穂ひろい』。結構状態も良く、本体2冊は汚れもなく綺麗です。付録のケースのベロが入る所が余計に破れているのが玉に傷ですが、後は大丈夫そう。もっとも付録はまだ出して見ていない…

新橋大古本まつり

今、新橋駅前のSL広場では、いくつものテントが張られ「新橋大古本まつり」を開催しています。 今日は18:00に仕事を終えたので、どんな感じか見てみようと寄ってみました。 結構、人出がありました。30店舗くらい出店しているのか、文庫本、単行本、新書、昔…

今年の読書計画

今年の年末年始は惨敗でした。何かと言うと、年末年始に読もうと積み上げた本。8冊借りてきて休暇中に読めたのは『ヨルガオ殺人事件 上・下』の2冊。その後読み終えたのはアガサ・クリスティ賞受賞の『それ以上でも、それ以下でもない』と言う、日本人が書い…

大晦日2021

もう今年は年越しの準備万端整って、今日は一日家でゴロゴロしながらミステリを読んで過ごそうと考えていたのです。iphon の充電がここしばらく調子悪く、よくポンポンと言う音がしています。どうやらUSBケーブルの不具合らしく秋葉原のビックカメラまで行っ…

『ポーの一族 秘密の花園2』を手に入れる

18日(土) に予約していた本が届いたと、昨日本屋さんから連絡が来ました。「22日くらいですかね」と言っていたので、予想より1日早かったです。 昨日は例のごとく残業をしていて寄れなかったので、今日、受け取りに行ってきました。 はぁー、嬉しい。近くの…

本を読む楽しみ

ミステリの新刊上下2冊を図書館に予約していたのですが、本日、番が回ってきた旨の連絡がありました。 早い!思ったよりずっと早く番が来ました。23日までに取りに行かないとなりません。年末年始の休暇に読めそうです。 今年の年末年始はお休みが少ないよう…

冬の楽しみ、お籠りの悦楽

今期一番寒い日だったらしく、私はお休みなのをいい事に、じっと在宅していました。洗濯しても乾きが悪く、夕方取り込んで部屋干し。この時期になると外に干すより部屋干しの方が早く乾くくらい。あぁ、いつの間にこんなに季節が進んだのか? 図書館から借り…

幸福の本質を「村をはなれて」で読む

またしてもお天気は崩れがち。天気予報では曇りという事になっていたのに、時々小雨。 在宅2日目。本当は出かける予定だったのですが、昨夜お腹を壊してしまい、今朝になってもギュルルル〜とお腹が訴えていた程。単純に食べ過ぎなんですが、昨夜は辛かった…

ローラン・ビネ「言語の七番目の機能」

ローラン・ビネの「言語の七番目の機能」を昨日読了。 凄いものを読んでしまった。無茶苦茶面白かった。80年代のフランス、綺羅星のごとき知の巨人たちが実名で登場する。しかも、そんな事書いちゃって訴えられないか、著者書きたい放題、やりたい放題。今の…