蕨駅の特設コーナー「コレもう食べた」に本日から恵那峡がある岐阜県恵那市の「栗きんとん」が登場しました。
帰宅途中に駅の改札を抜けたら、あらあら別のお店が来てるなと、何かな、とわざわざ回り込んで見に行きました。
!栗きんとん!!恵那の!
関東に住んでいると栗きんとんと言えばおせち料理に入っている栗きんとんをイメージしてしまうのですが、岐阜県に「栗きんとん」という季節限定のお菓子があると以前聞いたことがあり、どんなものなのか関心がありました。
そんなわけで、もうこれは買って食べてみるしかない!
と、早速購入しました。今回、「コレもう食べた」に出店しているのは「良平堂」というお店です。3個入りで810円でした。後で調べたところ、このお店がある恵那市ひがし美濃地区のお菓子屋さんは50店舗ほどで「栗きんとん」というお菓子を作っているのだとか。は〜、知りませんでした。恵那と言っても恵那峡が有名、シクラメン花卉栽培が盛んとかしか知らないかな。
さて、前置きが長くなりましたが、早速食べてみました。
だいたいどういう形をしたどんなお菓子かも知らないわけで、「栗きんとん」と言うからには栗を使っているのよね、と小さな包を開けてみると、一粒、小ぢんまりとした品の良い塊がでてきました。ポトンと絞り出したような、頭がキュッとくびれている形が可愛い。
頂いてみました。
あ!なんだろう、なんとなく懐かしい味!美味しい!! パキッとした味ではなく、マッタリとした感じというか、モッタリした感じというか、なんだろう、仄かな甘味とともに口の中でホロホロと解けて溶けていく感じ。栗です。栗の味。嫌味がない淡い甘さとホロホロ感。これは美味しい!今まで食べた事がない食感と美味しさかも。
日本茶と一緒に頂いたのですが、とてもよく合いました。
なるほど、これは毎秋食べたい味ですね。
恵那にはたくさんのお店で「栗きんとん」を作っているらしく、数店舗の「栗きんとん」を食べ比べられるセットもあるのだとか。恵那に行った際は、買ってみたいです。いやいや、秋に行かないと買えないのかも。秋限定のお菓子らしいので。
駅の特設コーナーに出店してくれたのでこのお菓子を味わえました。となると、このコーナー、なかなか良いかもです。
過ぎ行く秋のひと時に、恵那の「栗きんとん」はいい。
📷 パカっと割ったところ。外側と変わりません。